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死んでいける新世界ー最高の女神と寝床探し

レーズさんという可愛い女神に会った俺だが、レーズさんは俺の超能力がこの世界でも使えるか聞きにいった。あ、帰ってきた。

「ええと、とある力は失われましたが、それ以外なら使えますね」

「何の能力ですか?」

「バイトを即決める能力です」

「そんなもん、使わなくていいです。むしろ無くしてください」

「けど、あのー私そんな偉くないので無理です」

「あ、そうなんですか」

頭をポリポリ掻きながら俺は言った。

「では徳武さん、今日の寝床探しましょうか」

寝床?天国なんだから夜なんてないよな?

「すいません?ここ天国ですよね?」

「はい、天国です」

「夜なんて来ないんじゃないでしょうか?」

「実は、前までそうだったんですけど、魔王幹部きたおかげで、夜が来るようになったんです」 

あいつら、天国を夜にすることも出来るのかよ。

「寝床は適当でいいですよ」

「わかりました、ありがとうございます」

お辞儀してくれた。うん、可愛いから顔見せたくれた方が嬉しいんだけど。

「レーズさん、大丈夫です。顔を上げてください」

「あ、すいません。あと、もう一つお願いがあるんですけど?」

神がお願いとかすげぇな。

「いいですよ、何ですか?」

「魔王幹部倒す時に、ついて行ってもいいでしょうか?そのいくら、チート持ちとはいえ、心配なので」

めちゃ対応丁寧。あのじじ神よりは常識ある神だ。

てか俺の超能力無意味だから、ウェルカム! 

「大歓迎です!てか来てください!レーズさんは可愛いので」

「あ、ありがとうございます」

ちょっと嬉しそうなような驚いたような顔でレーズさんは言った。

「ええと、寝床探しに行きましょう」

「わかりました!!!」

可愛い女神と探すなんて最高だぜ!けどヒロインの工程ではまだ遅いよな、助けてもないし。

まぁピンチの時に手助けすれば惚れるという定番をやるしかねぇな!こりゃあ

けど何だろうな、可愛い以外の言葉しか思いつかない。

好きという感情はないように思える徳武悠真だった。そしてレーズも好きという感情は芽生えていなかった。

「徳武さん、ここで良いでょうか?」

ん?なんだここ。葉っぱの寝床?ここ1番安いとかじゃねぇだろうな?

「なんで、葉っぱなんですか?」

「経費削…、いやあの自然と楽しめるという理由です」

いま経費がどうとか言ってなかった?まぁいいや、あのじじ神なら暴言吐いていたが、女神なんて初めてあったし、許そう!可愛いし!

「わかりました!ここが俺の寝床ですね ?」

「そうです。ありがとうございます!ほんとうにありがとうございます」

レーズさんはまたお辞儀をした。神がお辞儀とかほんとすげぇ光景。



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