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死んでいける新世界ー最高の女神

第六章 死んでいける新世界ー最高の女神

しばらく待ってみると、俺が前に会った神ではないやつが俺のところにきた。女神ではなかった。けど若い男の神であった。

「徳武悠真さん、あなたは死にました。」

「死んだのですか?」

「ええ。まぁ、その、魔王幹部が呪い間違えて、神の所にいける送りの呪いというか魔法を使ってあなたは死にました。」

え、あいつ魔法と呪い間違えたん?ガチかよ。

「そこで、あなたは天国にいくか、転生するか、選べます、天国は…」

「あ、天国で」

神の話を遮ってしまったけれど、神は何も言わなかった。じじ神ならキレてくるとこなのに。

転生とかしたら酷い目に会うのが目に見えている。

天国なら女神に会えるぜ。

「天国ですか。あなたの経歴見るに神の会議で賛成多数貰えるか分かりませんがやってみます」

その神は頭をポリポリかいてそう言った。

おい、あの神より役に立たんやつやな。あいつ即決めじゃなかったか?

「まて」

ん?聞いたことのあるような声だな。

「あ、ラッキークルザ様、何でしょうか?」

「そいつには魔王幹部を残り99人倒して貰わなければならない。天国にも魔王幹部が潜んでいる可能性がある。送らせていけ!」

「承知しました」

あれ、神の会議がどうたらこうたら言ってなかったか?ん?てか魔王幹部が潜んでいるだと?

「すいません、会議しなくて大丈夫なんですか?」

「ええ、問題ありません、ラッキークルザ様は神の中で三番目に偉いので、何とかなるでしょう」

一番じゃねぇのかよ。

「では、天国へ送らせていただきます」

「ありがとうございます!」

深くお辞儀した。あのじじ神よりは丁寧な口調だったので、感謝の気持ちを込めた。

「では、天国へ行ってらっしゃいませ!」

一瞬だけ周りが全て白になったが、すぐに戻った。

頭の上をみると緑の輪っかがついていた。

「いや!なんで緑なんだよ!普通黄色だろ!周り黄色だし」

「あなたはどちら様でしょうか」

後ろを振り向くと若い女性が立っていて、俺に話しかけてきた。

「どうも。魔王幹部に倒され、天国送りになったものです」

てかこの人可愛いな。俺はヒロインを探してもいなかったため、余りにもストレスがたまっていた。

「そうでしたか。ラッキークルザ様からはお話は聞いてあります」

「そうなんですか」

「私の名前はレーズ、不運を司る神です」

不運の女神、前に神が言っていたやつだな。

え?見た目、普通に高校生やん。ガチか!最高や!もうここに居ようかな?

「あ、あなたが。前に歳を取らない神と聞いていたので」

「ん!」

むぅという顔をレーズさんはしてきた。

可愛い!!!!!

「ええと、レーズさん」

「はい、何でしょうか」

「その俺、転移特典として超能力もらったんですがここで使えますか?」

「ええと、どうでしょう。聞いてみますね」

「ありがとうございます!」

俺は土下座をした。

「ええと、どうかしましたか?」

レーズさんは困惑した顔をした。その顔も可愛かった。やっぱ可愛い女神最高。本来これだよな!神と言えば!

「あ。大丈夫です」

「いや、え-とその土下座は止めて頂けませんか?恥ずかしいので」

頬を掻きながらいった。可愛いに尽きる!

「わかりました、でも魔王幹部なんて天国にいるんですか?神の領域ですよね?」

土下座から立ち上がり、レーズさんに言った。

「不運なことに私が管理してる時に侵入し、密かに暮らしてるんです。神の領域なので警報なったのでいると思います」

神の領域に入るとか魔王軍化け物か?

「とりあえず、観光案内していきますね」

「いや、あの」

「ハイ、なんでしょうか?」

「さっきも言ったのですが、俺の能力ってここで使えます?」

「あ、忘れてました。すいません、聞きに行ってきます」

なんだ、忘れていただけか。てか魔王幹部でも脱獄助けしたんだから金はくれ!


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