神でも驚く無意味な超能力
「俺の名前はハンザーグ、魔王幹部のひとりだ」
「俺の名は徳武悠真。チート持ちの転生者だ」
「ほぉ。なら俺を倒してみろ」
やっべぇ、無意味な超能力しか持ってないのに
まぁいい。とりあえず水鉄砲だすか、水入ってる状態で。
「おい、ハンザーグみてみろ!俺の能力!ハァァァァ!」
水鉄砲(水入り)がでてきた。
「ほぉ。お前の能力思う存分見させてもらうぞ!」
ハンザーグからは黒い霊みたいのがでて
「あ。お邪魔しました」
とドアを勢いよく閉めたら追いかけてきた。死にものぐるいで追いかけてきた。水鉄砲あるし試してみるか。
俺は水鉄砲を構え、ハンザーグに撃ってみた。
飛距離が足りなかった。
「おい。ハンザーグこれをくらいたくないから、俺を追いかけてんのか?ビビりめ」
と煽ってみたら、
「このハンザーグにそんなものは効かない。撃ってみろ」
「よし。撃つぞ」
そして水鉄砲を俺は撃った。
「ギャァァァァァァ!」
「まさかこの俺が弱体化させられるなんてな」
水鉄砲で弱体化を食らったみたいので、
「これで終わりだハンザーグ、想像の力をみよ!」
光る玩具の剣をだした。
「ハァァァァ。この光剣で成仏せよ!とりゃぁぁぁぁぁ!」
「やめてくれ。俺は光が。ギャァァァァ!」
光が苦手とか幹部にしては弱いやつだな。どうやって会社に来たんだ。こいつは。
「倒したのか?俺は」
「やったぞォォォォォォ」
「ざまぁみろ!魔王幹部よえぇぇぇ!」
「その辺にしとけ。ばかもの」
一人で騒いでいたら無意味な超能力を渡してきた悪神が話しかけてきた。
「おい。お前今悪神と心の中で言ったろ?」
「言ってないです」
「そうか。ならよい」
こいつカルシウム足りてるのか、神なのに。
「お前、ほんとに玩具で幹部倒したのか?」
「そうですけど、なにか?」
「ガチか、え、ガチか」
なぜか神にドン引きされた。てか原因作ったのお前だろが!と突っ込んでやりたいものだ。