新世界のバイト
俺は徳武悠真、車から跳ねられ、気がつくと神がいた。そして異世界転移したらチートをもらったはずが、無意味な超能力だった。神に詐欺られた。超能力を使いバイトを受け、合格した。
受かったのはいいんだけれども、バイトの詳細詳しく読まずに、超能力使って受かっただけだからだな。一体何をやるんだろう。とりあえず今日は公園で寝た。
てか俺なんであんな無意味な能力貰ったんだ、てかどうやって魔王幹部倒そうと悩んでいたら、バイト先に着いた。
周りを見ると、パソコンばっかりだから、ここは事務系のバイトかな?『魔王幹部は無職で会社員になりすまして暮らしている』と役に立たん神が言っていたので、正社員の中に隠れているはずだ。
「はい、まずパソコンを開き、適当に文章を押して、印刷してください」
なんだこのバイト。時給600コクラ日本円にして600円だから応募したんだが。
「そしてプリンタ-を壊して、自ら直して下さい」
笑顔で社員さんが言っていた。
この会社受かりずらいというより受かりたくない所だわ。選択ミスったな。変えれないのか。超能力で。
「すいませ-ん。直せなかった場合はどうしますか?」と質問したら、
「あー放置して問題ありません、係長に丸投げしとくので」
この会社の係長やってる人の精神力を疑うぜ。
とりま仕事をすることにした。ドライバーを想像したらでてきた。俺は自分の想像力を疑った。
「これはなんだ?」
よく見るとこれはマイナスドライバ-だった。
「いや、ドライバ-と言っても普通プラスだろ!」
作業していたら夕方になっていた。
マイナスドライバ-を投げたら、プリンターを壊した。やっべ。黙っとこ。
「あ、お疲れ様でした〜悠真さん、明日もよろしくお願いします」
「お疲れ様です。よろしくお願いいたします。」
とりあえず日常用品をだすか。昔言われていた三種の神器でるかな。
テレビ、テレビと思ったら出てきた。と思いきやブラウン管のテレビだった。
「ハァ!どう見ても周りスマホ使ってるし、ブラウン管のテレビなんて繋げるわけねぇだろ!」
と心の中に思っていたことがつい口に出てしまった。俺は3秒悩み、
「売るか!」とかつてないほどに即決めた。
そしてまた公園で寝た。
朝になり、バイト先に着くと一人いなくなっていた。欠席かと思ったけど、正社員みたいな人が「昨日、納度烏賊助さんがお亡くなりになられました」
「ちょっと待って、どういう事だ」
あまりの出来事すぎて俺は質問をした。しかし正社員の人は、
「え-突然原因不明の病でお亡くなりになりました。」
あ-幹部いるな、こりゃと確信した。ん?なんか匂うな。普通の人間には無い匂いだ。一瞬めちゃくちゃ臭い物があると思ったけど、臭いという匂いでは無い感じだった。匂いのある方に行ってみると、
「ここは、会計室?」
ドアを開けてみると原因のある匂いがする人間がいた。俺はここの全てを見させてもらったが、見たことない人だった。魔王幹部か?
「おい、お前ここで何をしている?」