死んでいける新世界ー不運女神と協力
「あなた、まさか天国の人に危害加えていませんよね?」
いや悪魔だし、加えてると思うけど。
「加えているに決まってんだろ?何言ってんだお前」
ですよね〜。
「先日天国の人が行方不明になったのは、ご存じですか?」
「あ-ご存じだとも。俺が呪いかけて消滅させた。」
クリムレッドがそう言った瞬間、レーズさんからは神の気のようなものがでていた。
「許しません、ハァ-、グレネイドゴッドファイヤー」
その炎は直線のように行き、クリムレッドに当たると思ったが、クリムレッドは手で掴み、炎を消した。
「お嬢ちゃん、頭悪いね。俺は炎を操る幹部だぞ?炎なんて無意味だ」
悔しそうにするレーズさんをみて、俺は前に出た。
「フッお任せください、レーズさん」
「大丈夫でしょうか?」
俺は心配な顔をするレーズさんに向けて
「何言ってるんですか?超能力見せてあげましょう、ハァァァァァ!」
水鉄砲(水入り)をだした。炎っていうから水鉄砲出したけどいけるかな?まぁいいか!物は試しって言うしな!
「クリムレッドよ、くらえ!ハァァァァァ」
水鉄砲から発射された水はちょっとだけクリムレッドに当たったが、クリムレッドは無傷だった。
「あのー徳武さん、それ水鉄…」
「気のせいです!あと徳武と呼んでください!」
「おい、おまえら」
なんかクリムレッドが話しかけてきたが俺は無視して、
「徳武さんだと、なんかトラウマ蘇るので徳武と呼んでください!」
「わかりまし…」
「お前ら!俺の話を聞けぇ!」
「うっせぇな!『わかりました』を最後まで聞けんかったろうが!よしレーズさんやっちゃいましょう!」
「え、ちょっとちょっと」
「ウォーターウェーブ!」
ん?なんだ下から水が、でてきた。ちょっと待て。
「ギャァァァァァァ!」
「レーズさん、これ大変なことになります、やめてください〜」
「あ、すいません、わかりました、できるだけ被害を生まないようにします。」
ふう、犠牲が俺だけで良かったぜ。もしクビになったら最悪だからな。可愛い女神に会えなくなるの嫌だからな。
「クプククプ、お前らおもしれぇやつだな」
こいつの笑い方独特だな。
「だが俺には苦手属性がないから無駄だ、まぁせいぜい苦手としたらレモンだな」
なんで苦手なんだよ。とりまこいつ苦手なのレモンと言ったな。レモンの玩具、出したろ(笑)
「クリムレッド、お前の苦手はこれだろ?」
レモンの玩具を取り出した。そしたらそいつは速攻逃げ出した。
「ひぃぃぃぃぃぃぃ」
「ほら、待て待てやってやるからよ」
俺は逃げるクリムレッドを追いかけまくった。
「レーズさん、レモン系の技とかないんですか?」
「ありますけど、条件が」
「なんでそんな特大な物しかないんですか!小さい技頼みます!マジで!」
「ないです」
悲しそうに言った。やべ、ちょっと言いすぎた。
けどどうしたものか、このまま追いかけても俺の足に限界がくる。
「条件というのはあの、トイレットペーパーが必要でして」
恥ずかしそうに言った。条件それ?まぁ女神だから知らない奴に頼むの嫌だよな。てか条件トイレットペーパーってなんだよ。レモンとなんの関係が?まぁいいか。
「任せて下さい!ハァァァァァ!」
トイレットペーパーを20個ほどだした。
「どうぞ」
「あ、いやこんなに入りませんけど、ありがとうございます、ありがとうございます」
やっぱ可愛い女神といるのは幸せ。
レーズさんは3個をとって、並べて
「全てを濁す魔王幹部よ、今とき離れたる魔法によって消滅せよ!レモンゴッドカーラ!」
黄色い円陣がでてきて、幹部と俺を囲んだ。
ちょっと待て、どういう事だ?
そして下から竜巻のように上がってきて、俺とクリムレッドは食らった。
「ギャァァァァァァ!」
そして幹部を倒した後円陣が消えた。
「すいません、犠牲が一人いるんです。あの技」
「いいけど、それは早く言って…くだ…さい」
「本当にすいません!私不運の神なので、技を使う度に人々を巻き込んでしまうんです。必ずお詫び致しますので!」
俺はその言葉聞いた瞬間、エネルギーが満タンになった。
「2人目の魔王幹部を女神と倒した転移者よ、
別の異世界を、また幸せにしてくれ!」
おい、円陣はやすぎ、女神に最後の挨拶ぐらいさせろよ。
こうして女神に最後の挨拶を言えずに別の異世界へワープした。




