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心の旅  作者: 未来
5/6

ご縁

なぜ誰かと親しくするのか

自分の愚かさを恥じ入る


親しくしなければ、誰も傷つけず

自らも傷つかず生きていけるのに

なぜ人は誰ともなく親しくなり、その縁を尊び

傷つけあうのか


私は誰かを傷つけるのが怖い

自分のなかの傲慢さがむくむくと出る

傲慢であることは、反省し謝罪することもできる


ただ私の中の鬼はそうはいかない

優しくにこやかに近づいて

真綿で締めるように相手を傷つける

自分でも気が付かないうちに

誰かに干渉してしまう


善意だとしても

アドバイスとして誰かの人生に干渉している

私にそんな価値があるのだろうか

誰かに干渉できるような人間でないはずなのに・・・

傲慢で尊大な自分に恥じ入る


そして私の中の鬼は優しく取り入り

そして私の我を押し通すのだ

私は私の中の鬼が怖い


誰とも親しくならず

この私の中の鬼と心中したい

私の中の鬼を優しく抱きしめて

ともに消えられたらいいのに

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