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心の旅  作者: 未来
3/6

傲慢

謙虚でありたいと思う

自分の中の強欲さに気がついた

あれも欲しい、これも欲しい

物欲とも違う欲求


人に認められたい

自分より優れた人への才能への嫉妬や渇望

欲求はとどまることを知らない


立ち止まり振り返って

謙虚でありたいと思うのに

自分の強欲さを

ねじ伏せようとする傲慢さにも気がつく


正しいと思う事を成す

それが一番だと思う傲慢さ

自分の意見のために

他者をねじ伏せる傲慢さ


私は何者でもない

ただ1日を生きると思いながら

感謝の念を忘れ

享受することを当たり前のように思う

私は〜をしてやったから

〜をされて当たり前だ


それがあなたの役割だから

〜して当然だと

何も感じない傲慢さ


1人で大人になったわけでも

1人でなにかを成したわけでもないのに

私は〜した

成し遂げたと思う傲慢さ

〜してやったと慢心する


日々謙虚にと思う

写経し心とむきあっても

滝行にいき心静かにしても

その事すら

滝に打たれた、写経してやった

何かを成したと思う傲慢な自分


謙虚でありたいと思いながら

なにかを成し遂げてやると思う傲慢さ

強欲な自分が恐ろしい


自分の欲がとどまることを知らず

求め続ける

生きることが地獄だと

とどまることを知らない欲と傲慢な自分を

見つめ続ける

満たされることのない欲求を

求め続ける強欲さを

日々恥じる


我 私が私がと思う傲慢さ

何者でもない

そうあれと気づいていても

忘れてしまう愚かさ


ある日は傲慢な自分を、傲慢とも思わず

私はこれだけの人間だから

当然だと

〜してやってるんだから,感謝しろと思っている自分がいる


自分の中の狂った熱量

正しいと思い、

他者をねじ伏せる

まるで暴力のようだ

その傲慢な自分をさらにねじ伏せ、

従わせる自分が何よりも怖い


私は自分の中の強欲と傲慢が恐ろしい


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