表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

タイムマシン・ブランコ

作者: 石川 瑠佳

「さあ、出発だ。この回路のきっかけとなるエンターキーを押せば、多くの可能性で時間移動をすることが出来る。後はこいで加速度をつける」

 タイムマシン、ブランコが完成をした。部屋には公園などにある、ブランコに似ている物が置かれている。

「ちょっと待って下さい。帰りはどうなってしまうんですか?教授」

 学生の一人が心配になって話しかける。

「そうですよ(他の学生たち)」

「三分程、ブランコをこげば、ここにあるスイッチに受信が入って自動でスイッチが入ることになっている」

「なんか、危なそうだな」学生は、思わず言う。

「もう、ワシが行ってくる。どうせ二十四時間以内、二百メートルの移動ぐらいしか出来んのだ」

「教授…」

 

 五分後。

「なんか大学内で勝手にブランコ設置した人いるらしいぞ」

 廊下からそんな声が聞こえた。

 五分近く、教授は辛い気分に耐えブランコをこいだ。教授はクビになった。


 だが、教授はそれでもめげず、紆余曲折あって十数年後にノーベル賞を受賞をしたのであった。



                    終

苦しい、切ないはハッピーになる場合もある。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 教授のめげなさが良いですね( ≧∀≦)ノ
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ