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ごく普通の一般男子たちの異世界冒険論  作者: クラウンフィールド・ソベルバレンタイン
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王の

今回のお話は久しぶりに桜柳咲蘭視点のお話です!

みんな、お久しぶり。


長らくみなさんをお待たせして申し訳ない。私がこの物語の主人公桜柳咲蘭。見ての通りこの世界では考えられないほどのイケメンだ。



なぜ1話以降俺メインの話がなかったって?


そんなことは簡単だ。俺が毎回主人公で出演してしまうとどうしようもないクズ人間、そう、ベルファくんのでる幕がなくなってしまうからだ。


さて、今回はどうにも素晴らしい俺のことを紹介して差し上げよう。


まずは、絶世のイケメンである私桜柳咲蘭の紹介だ。


第1話「天才の死」にあるとおり、私の周りにはなぜか女子が集まってくる。勿論それは私の能力、といった類のものではない。ここでわざわざ言及しなくても分かることだろう。

さて、私は美少女を助けた後海の藻屑となったとされていた。しかしながら実際はこうだ。俺は崖へ落ちた際、平行世界の王となった。平行世界と現実世界は同じように見えて違う場所だ。建物や植物の配置は現実世界と基本的に同じようにできている。しかし、その世界を破壊しようと改善しようと俺の思うままになる。だが、俺は知り合いがいない状況で非常に寂しかったので、俺の知り合いであるベルファをこっちの世界に連れて行ってやった。

ベルファをこちらの世界に連れて行く前に、あいつがどういう人なのかを知りたかったので、ハニートラップを仕掛け性格を調べたので性格を知ることができたんであった。


さて、もっと俺のことを知りたいだろうが今回は時間の関係で俺のことはこの辺までにしておく。


次はベルファの説明だ。


そうだな、彼は俺のことを探していた。そう、一言で表せばクズだ。



次に、私の使用人の紹介をしよう。

現実世界にいた頃に集まってくる女子は、いきなり失神したりして使い物にならない奴らばかりだった。だが、こっちの世界にはこのイケメンの俺にふさしん女子がたくさんいたから、俺に慕ってくれると言ったので使用人にすることにした。やれやれ、使用人にして欲しいと頼まれるなんて俺にしては朝飯前だ。


「おい、出てきてくれるかな。」


「「「かしこまりました、ご主人様。」」」


三人の使用人が同時に話した。

その寸分の狂いのなさはぴったりだ。


「それでは紹介してくれ」


使用人1「使用人の、ペンシルです。ベルファの性格を探るためにご主人様のお手伝いをいたしました。」


使用人2「使用人の、ロイドです。」


使用人3「使用人の、ルームです。」


三人とも俺の屋敷にいるときは、正当なメイド服を着用している。

ペンシルは、黒髪。ロイドは緑。ルームは紫だ。


この三人は、俺の身の回りの世話をすることは勿論のこと、ベルファの世界で起こさせている出来事を手伝ってくれている。


「ベルファの世界」で、疑問に思った君。とても着眼点が優れた目を持っている。

ベルファは平行世界の裏の世界にぶち込んでやった。その世界の表向きは中世ヨーロッパのそうだ、よくある一般的な異世界だ。その異世界でベルファは絶望の崖っぷちに追いやられていくだろう。

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