プロローグ
やっぱり小説を書くのは楽しいですね。
心が破裂しそうで破けそうになる。
朝の声が枕元で鳴り響いた。
君の声が枕元で反響して響いた。
俺は目が覚めたので、大きく背伸びをしながら口を大きく開けて大きなあくびをしながらご飯を食べる。食べたのは魚の焼き魚と暖かい味噌汁とキュウリの漬け物と茄子の漬け物と新潟県魚沼市産のあきたこまち。食べ終わった俺はブレザーを着て歯磨き粉の付いている歯ブラシを加えながら服を着ながら歯磨きをした。
彼女の声が響いた。
そして学校についた。俺は席について本を読み始めると、授業が始まった。そして彼女の声が響いた。
「ベルファ君、あなたさっき私のことを無視したわね?」
俺はそれを冷静に無視して本を読む。本を読んでいると声が響いて着たが冷静に本気で無視して授業を受けた。
「おい、ベルファ! これは彼の天才数学者アイザック乳トンでもわからなかった数学の問題だ!解いてみろ!」
「……こんな簡単な問題が分からないわけないだろう」
俺はペンを持ち授業内容を書きながら無視した。
「私のこと無視しないでよ、ベルファ君!?」
そうこうしているうちに一日が終わった。学校が終わったので改札口を目指しながら電車に乗った。
★
俺の名前はルーフ・ベルファ、俺の将来の夢は突如として行方不明になった俺の親友桜柳咲蘭の捜索である。俺は学校でも桜柳咲蘭探している。探していたが声が響いて着たので中断した。
だがそれも今日で最後だ。
俺は背中を振り返り、声を響かせる。だが声は虚しく響いていくが反応がなかった。
「……無視は頂けないな、お嬢さん?」
そこにいたのは彼女の姿。
「ところであの数学の問題はとけたのかね?」
突然現れたのは初老の男性。いや、彼女が初老の男性になったのだ。そして消えて行った。
「……まさかあいつが、な」
虚しく響いた俺の声は誰もいない街に響いていった。夜の帳が落ちた街を歩いていると、世界が優しさを包み込まれるような錯覚に陥った。
そして俺はこれから自分がどうなるのかを知る。夜の帳に光が差し込む。否、それは光ではなく強大な腕・だった。勢いよく迫ってくるも強く握りしめられた。目の前が真っ白になり意識が途切れる。
(ちく、しょう……)
途切れる瞬間の意識は混濁し、明瞭ではない。混濁する意識の中なにか耳に聞こえてくる。
(さぁ、これはあなたの物語、これから始まるのです)
優しげでどこかおぼろげで冷たいような感触もあって、結局のところどこか落ち着くような声。そして本当に目を閉じた。
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