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くじ引き転生  作者: ブラックシュミット
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10

幸い、龍にやられた皆は大きな怪我を負った人もなく、街に被害もなく、街道が少々荒れる程度で済んだ。

聞けば領主は、残ったギルドの人たちが会議中でも必死に頼み込んでようやく取り次いでもらったそうで、街の人たちやギルドへの説明と謝罪、そして息子の処分はギルドに一任する、と話して馬を飛ばしてまた帰って行った。

アルティア達が信頼していた通り、有能で公正な人だ、何であの父親を持った息子があんな風になったのか俺は未だに分からない。

そして肝心のバカ息子がどうなったかと言うとーーー

「くうう…………!

どうして僕がこんなことを………!!」

「口より先に手を動かす!

それが終わったら次はトイレ、事務室、酒場の掃除に書類整理があるからね!

それが終わるまではご飯はないわよ!」

「はいいぃ…………!」

カティさんに怒鳴られ、若干涙目で返事をするバカ息子。

そう、バカ息子に下されたのは一日毎に各ギルドの雑用係として働くことだった。

この案を出したのはアルティアで、当初はもっとキツい罰を提案していた人たちにも好評だった。

何せ、今まで自分達をこき使い、良いように使ってきた奴を自分達がこき使えるからな。

おまけに一回ではなく数回、さらにこの街のギルドの数を考えると、数ヵ月では済まない期間、働くことになる。

その間、領主の息子としての権限や特権は一切剥奪されているので、こいつにとっても良い薬になると思う。

「くっ………!今に見てろよ愚民ども………いつか必ず目にものを見せてや」

「無駄口叩く余裕があるなら、倉庫の整理と、窓ふきもお願いねー」

「…………はい」

さらに追加された仕事に反論する気もなくなったのか、黙って仕事をするバカ息子。

こんなんだが、意外なことに仕事の手際は良いらしく、各ギルドからも「雑用として雇ってやろうか?(半分はからかい目的だろうが)」という声もあるらしい。

そんな風に飲み物を飲みつつ、バカ息子の仕事ぶりを眺めていると

「ただいまー」

「………戻りましたー………」

街の方へ出ていたアルティアとクレア、ミリィが戻ってきた。

クレアとミリィ、両方ぐったりしていて特にクレアの方はまるで何かに追い回されたかのようになっている。

『お、龍を撃退した英雄のお帰りだ!』

『いやー、まさかあんたみたいな小さいのが、龍を撃退するなんてな!』

『ミリィちゃんもあの龍のブレスを弾き返したんだからな!』

『反転の固有魔法なんて、今まで見たことないぜ!』

『アルティアさんと、クレアちゃん、ミリィちゃんがいればウチのギルドも安泰だな!』

クレアが戻った途端、ギルドの人たちは口々にそう言い、クレアとミリィを歓待する。

その称賛にクレアは喜ぶ顔をするかと思いきや、心苦しいようなうんざりしているような、そんな複雑な表情を浮かべ、ミリィは明らかにうんざりとした顔を浮かべる。

三人は称賛を受けつつ、バカ息子の仕事を眺めている俺の元へ来た。

「連夜~~~」

「…………疲れた…………」

来るなりクレアとミリィが俺にすがるように抱きついてきた。

中身はアレでも外見は美少女な二人に内心ドキドキしながらも努めて冷静なフリをする。

「ええい、鬱陶しい。

来るなり二人揃ってどうしたんだよ」

「行くところ、行くところで誉められて疲れました………」

「…………静かで疲れた………」

「それの何が悪いんだよ、良いじゃねえか、お前らは活躍できたんだし」

俺は主人公なはずなのに活躍のかの字もないし、と心の中で付け加える。

そう、ミリィは身を挺してブレスから皆を守ったことが称賛され、クレアは龍の魔法で全滅しかかっていた皆を龍を撃退して助けた英雄、ということになっているのだ。

おまけに俺とクレアしか真実を知らないものだから、噂に尾ひれがつきまくり『龍の魔法障壁を粉々に砕いた』だの、『龍の攻撃をことごとく跳ね返し龍が泣いて逃げた』だの、どんな超人だよというような大袈裟な活躍劇が語られている。

クレアの元々の能力値の高さも、その噂に信憑性を持たせているだろう。

「うう~~何回違いますって説明しても納得してくれないんですよぅ………」

クレアはそう言ってため息を吐く。

たぶん、結果的には皆を騙している、というこの状況に罪悪感があるのだろう。

俺もクレアの名が売れたことによって、またこいつ絡みの騒動が起きるんじゃないか、という頭痛のタネが増えて手離しには喜べなかった。

というかむしろ、バレたらどうしよう、またこのモンスターを討伐してくれ!とか言う依頼が指名で来ないかと気が気でない。

「はぁ…………これ以上のイベントはかんべーー」

『待て、お前止まれーーうわああああ!?』

ドガシャアッ!!

そんな音とともに扉が壊れ、外から誰かが吹き飛んできた。

『が、ガルネシアさん!?』

『なんだなんだ!?

他のギルドからの敵襲か!?』

一気にギルド内が騒がしくなるのを聞きながら、この世界の管理者に呪いを飛ばしつつ扉に視線を向ける。

扉には一人の太刀を手に持った女が立っていた。

長い長髪をポニーテールにした長身の目付きが鋭い女だ。

どことなく凛とした雰囲気からは武人のような、そんな気配を感じさせる。

そして何より目を引くのは、そのスタイルで、俺の周りにいるお子様体型な奴等と違って、スタイル抜群だった。

「な、なんだお前は!?」

ギルドにいた一人がそう問うも、女は無視して辺りを見回している。

「この野郎!」

一人が女に魔法を発動しようとする、がそれを察知した女は視線を男に移し

ヒュッ

と、太刀を振り上げる。

するとスッパーーーン!と男の服が下着を残してバラバラに切り裂かれた。

「な、何じゃこりゃああああ!?」

「きゃーーー!?

早く隠しなさいよバカぁ!」

ゴッ!

「ぎゃふんっ!?」

男は衣服をバラバラにされただけでなく、顔を真っ赤にしたアルティアに魔法で吹き飛ばされて意識を失った。

全員が迂闊に動けなくなり(半分はアルティアのせいだが)、女とギルドのメンバーで睨み合いが続く。

「おい、よく見たらあんた………“疾風はやての太刀”じゃないか!?」

一人が発したその言葉に再び騒がしくなるギルド。

「なあ、疾風の太刀って?」

「各地を放浪してる未所属のSSランクの凄腕の太刀使いがいるってのは聞いたことがあるわ。

その太刀捌きは疾風のごとく、と言われるほど速く常人の目には見ることすら不可能と言われてるとか」

「え、SS…………。

でも太刀使いってことはあの人は魔法使えないんだろ?」

「そうね。魔法を使うって話は聞かないわ」

「じゃあ何で魔法使いギルドなんかに来たんだ?」

俺の疑問にアルティアはさあ?と言うように首を左右に振った。

その件の女は周りをしばらく見回していたかと思うと、こちらに視線を向け、ズンズンと歩いてきた。

おまけにーー

「れ、連夜。何かあの怖い人の視線が私に向いてるような………」

「またお前かぁ!

今度は何やらかした!?」

「ええっ!?

そ、そんな何もしてないですよ!」

「あなたがクレアか?」

「「ひいっ!?」」

いつの間にかクレアの前に立っていたその女はクレアの名を呼ぶ。

「(ど、どうしましょう連夜?)」

「(とりあえず違いますって言っとけ!)」

「あの………違いまー」

「あなたがクレアだな?」

「……………はい」

女に凄まれながら聞かれると、クレアは消え入りそうな声で肯定した。

「そうか。実はあなたに用があるのだ」

「な、何でしょう…………?」

ビクビクしながらクレアが聞くと、女は太刀を振り上げた。

「ひぅっ!!」

クレアが目を瞑ってしゃがみこみ、ギルドの面々が咄嗟に攻撃態勢を取る中、女はその振り上げた太刀をーーー地面に置き、自身も深々と頭を垂れた。

「「「「…………は?」」」」

全員が唖然とする中、女は頭を下げたままクレアにこう言った。

「私の名はレイア・シャーフィンド。

あなたに弟子入りをしたく参りました」

「弟子………入り………?」

「はい」

冗談ではなく本気で言ってるのだと分かり、ギルド内からも『嘘だろ!?』『SS級の疾風の太刀が弟子入り!?』などといった声が聞こえてくる。

「あなたの先日の活躍は聞きました。

まさか龍を撃退するとは。

私などでは足元にも及ばぬ武、見事です」

「いえ、あの」

「私も昔、挑んだことがありましたが、その時は片翼を斬り飛ばし、痛み分けに持ち込むことしかできませんでした」

「えっ!?あの、それってお一人で、ですか?」

「そうです。

お一人で龍を撃退した貴女には到底及びませんが」

「……………」

唖然とした顔で固まるクレア。

「なあ、あの人ああ言ってるけど、あれって凄いんじゃ?」

「凄いも何も私たちが束になっても龍に傷一つつけられなかったのよ?

それを一人で片翼斬り飛ばすなんて化け物の部類よ」

「…………一人で私達全員を相手できる、最弱?」

「さ、最強って言いたいんだよな。

マジかよ…………」

そして問題はそんな凄い人が弟子入りしようとしているクレアは、力を取り戻したら凄いのか知らないが、今はただの雑魚ということだ。

龍を撃退した、云々も言うなればたまたまクレアが神龍で、向こうが理解してくれただけ。

クレア自身は説得しかしておらず、戦闘なんてものは一切していない。

今の噂を聞いて弟子入りしに来たであろうこの人が、それを知ったときにどうなるか。

この街の全員が相手になっても傷一つつけられなかった龍の片翼を一人で斬り飛ばす程の腕を持つこの人が真実を知ってもしも怒ったらどうなるか。

「…………どうしたの?

………顔が真っ赤でブルー」

「ほんとね、レンヤ具合でも悪いの?」

「い、いや、何でもない気にするな…………」

とは言うものの、俺は身体中にびっしりと冷や汗をかいているのを感じていた。

「クレア殿、弟子入りしてもよろしいだろうか?」

「え、えと、その………」

「不躾なお願いだとは承知しているが、私はもっと強くなりたいのだ」

「だから、ですね、その…………」

レイアの視線におろおろしてマトモに返事ができないクレア。

下手なことを答えると嘘がバレるからか心なしか目には涙が浮かんでいる。

その様子を見ていたレイアは怒ったのかスッと目を細め

「…………っぱり、……わいい………」

「は、はい?」

「い、いえ何でもありません」

ボソッと何か呟くが、小さくて聞こえなかった。

ただ俺の見間違えかもしれないが、まるで生まれたばかりの動物を見ているようなそんな顔をしていたような。

「コホン、それで弟子入りは許可して下さるのでしょうか?」

「えっと…………」

そこでクレアは助けを求めるように俺の方をチラッと見る。

「(おいバカ、この場面で俺を見るな!

面倒なことになるーー)」

「あなたは確か………龍退治の時、クレア殿と一緒にいたという男か」

このバカ野郎ーーーーー!

予想通り面倒なことになったのに内心、涙を流しながら仕方なくレイアの方に向く。

「…………そうだが」

「噂ではクレア殿に守られながら無様に逃げ回っていたとか」

「おい誰だその噂流したのは!?

名前教えろ泣くまでぶん殴ってやる!!」

「お、落ち着きなさい!

それに人数が多すぎて無理よ、諦めなさい!」

アルティアに止められ、深呼吸して気持ちを落ち着かせる。

「すまん、取り乱した。

で、それがどうした?」

「何故、あなたのような弱い人がクレア殿のような人と一緒にいるのだ?」

「…………」

まさかそのクレア殿が実は俺と似たりよったりなステータスとは思いもしまい。

「まさかクレア殿の純粋な心につけこんでーーーこの不埒者!」

急に怒り出したかと思うと、太刀を抜いて目にも止まらぬ早さで俺の喉元に突きつける。

「うわっ!?ちょ、待て!

何で初対面の奴等は皆揃って俺をロリコン扱いするんだよ!?」

「さあどんな手を使ったか言え!

答えないと首を斬り落とす、答えが気に入らなくても斬り落とす!」

狭すぎだろ生き残れる選択肢!?

「や、やめてくださいレイアさん!」

「どうして止めるのです!?

この男を亡き者にすれば解放されるんですよ!?」

「おい、何で俺が悪いの前提になってんだ!?」

「ち、違います!

連夜は………連夜は………!」

「そうだ、言ってやれ!」

「連夜は私の初めての(異世界へ一緒に渡った)人ですから!」

「その返しはやめろおおおおおお!!」

「な、な、な…………!!

やはり貴様………!

うらやまコホン、この不埒者めええええ!!」

「うおっ!?あぶねっ!

おま、今首があった所を斬ってきたな!?」

「大人しく斬られろ!」

「無茶言うな!?」

「連夜…………今のはどういうこと?」

「敵が一人増えてるーー!?」

「…………私も参加する?」

「止めてくれ!」

俺は叫ぶも誰も止めようとはしてくれない。

恐らく能力は高いのが暴れてるから下手に関わりたくないんだろう。

俺も傍観者なら迷わずそうするが、今は悲しいことに当事者真っ只中なのである。

「覚悟は良いかしら?」

「男なら潔く諦めよ」

「やめ、ちょ、落ち着ーーぎゃああああああああ!?」

ギルド内に俺の悲鳴が轟き叫んだのだった。

ーーーーーーーーーーーーー

「それじゃ、これに登録よろしくねー」

「うむ、了解した」

目の前で俺たちがやったように、レイアがカードを手に取る。

「はい、登録完了。

それじゃ、ちょっとステータス見せてねー」

「構わないが……………」

少しワクワクした表情のカティさんに戸惑いながらもステータスカードを渡すレイア。

俺たちもさっきの話を聞いたので、どんなステータスか気になってたので一緒に見る。

「ふむふむ…………筋力と体力がともにSS…………他の肉体系ステータスも高いわね」

「ってか何でお前、魔力もAなんだよ!

存在がチートか!」

俺は滅茶苦茶なステータスを持っているレイアに言う。

明らかにこいつには不要だろうし、それなら俺にでもくれれば良いのに。

「そうは言われても…………生まれた時からそうなのだ、仕方ないだろう?」

「そりゃそうだが…………」

何かこうやってステータスの高い人が集まるごとに、あの神様の嫌がらせに思えて仕方ないんだよな。

「連夜…………もしかして、ステータスのことを気にしてるのですか?」

「ああ、でも何かお前の顔見たら安心したわ」

だから俺はクレアの顔を見ると安心する。

ああ、ステータス高くてもダメな奴はダメなんだな、と。

「…………今のどういう意味かじっくり聞かせてもらっても良いですか?」

「はっはっはっ、もちろん良い意味に決まってるじゃないか」

「顔がニヤけてますよ!」

「………………」

クレアとそんなやり取りをしていると、レイアがジッとこちらを見ているのに気がついた。

おまけにその目には殺気がこもっていて、しかも視線は俺に向いていた。

「な、なんだよ?

何か用か?」

「……………何でもない」

「じゃあその恐ろしい視線を向けるのをやめてくれないか?」

俺の言葉にレイアは視線を外すも、何やらブツブツと「…………殺、殺………」とか呟いている。

これ以上見てると俺の精神が削られそうだったのでレイアの方を極力見ないことに決め、アルティア達の方を向く。

「あ、そうそう。

新人君が四人も入ったわけだし、肩慣らしで依頼を受けてみない?」

カティさんが受付のカウンターからそんなことを言ってきた。

「依頼ですか?」

「ええ、受けるのは自由だけど、報酬も出るし、アルティアみたいに多くの依頼をこなしてくれれば、お給料も上げるわよ?」

報酬と給料アップ、の言葉を聞いて依頼は極力受けないという俺の決意が少し揺らぐ。

「でも俺はあまり危険な依頼は…………」

「いくらステータスが高くてもいきなり難しい依頼は出さないわ。

あなた達にやってもらいたいのはこれなの」

そう言ってカティさんが一枚の紙をスッと差し出した。

「なになに…………地下墓地の清掃依頼?

つまり掃除ですか?」

「そうそう」

「ああ、今年はウチが担当なのね」

「どういうことだ?」

「ここから少し行ったところに、昔ここの領主が作った墓があるのよ。

歴史的にも価値があるものだから、この街のギルドが一年に一回、ローテンションで掃除してるの」

「なるほど」

自治体で花に水やったり、公衆トイレを掃除するようなものか。

地下墓地とかいう陰気臭いところに行くのは嫌だが、掃除なら俺でもできるし、何より掃除なのに報酬が良い。

広くて大変だからだろうか。

「どう?やってみない?」

「はい、この依頼受けます」

「連夜が行くなら私も行きます」

「…………私も」

「クレア殿が行くなら私も共に行こう」

「お前ら、その辺に買いもの行くんじゃねえんだから、自分で決めろよ…………」

「決まりね。

じゃあアルティア、一緒に行ってあげてくれる?」

「えっ!?わ、私も!?」

「ええ。ステータスが高くても、効率の良い掃除の仕方とか教えてあげないと」

「で、でも……………」

「?何か用事があるの?」

「そ、そういうわけじゃないんだけど…………」

アルティアの煮えきらない返事に首を傾げるカティさん。

地下墓地…………あ、もしかして

「そういえばアルティア、怖がーー」

「ちちち違うわよ!

良いわよ、行ってやろうじゃない!!」

俺の言葉を遮り、半ばヤケクソ気味に了承するアルティア。

「はい、じゃあお願いね。

早く終わらせないとお化けが出るかもよ~?」

カティさんの冗談混じりの言葉に顔を引きつらせるアルティアを連れつつ、俺たちは初めてとなる依頼をこなしに行くのだった。

ーーーーーENDーーーーー

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