表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔術学院の最下位だった俺に、世界が気づくまで  作者: じゃむ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

81/109

第24話 関与(2)

本作は「魔術が当たり前の世界」で、ただ一人そこから外れた少年の物語です。

静かに歪み始める学院の日常と、気づいてはいけなかった違和感をお楽しみください。


倒れている男がいた。


怪我ではない。

魔力枯渇でもない。


ただ、

本来なら“治せた”はずの症状。


周囲の者たちが、

無力な目で見守っている。


「誰か、魔術師を……!」


その声に、

誰も応えられない。


ゼルは、一歩前に出かけて、止まった。


使えば、助かる。

だがそれは――

基準(ゼロコード)が介入したという記録になる。


ノクスは、何も言わない。

止めもしない。


「……俺が、

 ここで動かなければ」


男は、

ゆっくりと息を引き取った。


その瞬間、

ゼルの中で何かが決定的に折れた。


選ばないことは、

中立ではない。


見捨てるという選択だ。


「……分かったよ」


誰に向けた言葉か、自分でも分からない。


「関与する」


それは、

力を使うという意味ではない。


世界に、

責任を持つという意味だ。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

善意や好奇心が、必ずしも優しさにならない世界を描いています。

続きもゆっくりと深まっていきますので、お付き合いいただければ幸いです。

第24話 関与(3)へ続く

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ