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自己紹介
「私は『時』の力の死神です。」そういった少女はさらに言葉を続けた。「貴方はあの日ベランダにいて本当はその後に起きた火事で死んでしまうはずでしたが、貴方は生きてもらわないといけないと主が言ったのでこっちの世界に連れてきました。」そう言うと彼女は「仮にも今は貴方が私の主になったのでよろしくお願いします。」と言った。「いや、ちょっと待って、僕は今どこにいて、君は誰なの?」「あっ、私はティエムと言います。そして貴方が今いるのは、あなたの世界の平行世界です。」こうして、僕はデスゲームに迷い込んでしまった。