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14人の中で最強になれ!
ある満月の夜、僕はベランダに立っていた。僕の家は14階で、とても美しい星空が見えていた。後ろからふと、足音が聞こえる気がした。振り返る暇もなく僕の意識は今夜の夜空の彼方へと消えてしまった。
気がつくと僕は知らない部屋のベッドの上に倒れていた。横にはメモ書きがあり、そこには『ドアの前まで来い。』と書かれていた。ここがどこかわからないのでどうすることもできず、とりあえず出てみると、1人の女の子がいた。外にいるのもどうかと思ったのでとりあえず中に入ってもらった。まず初めに、僕は尋ねた。「君は誰ですか?」すると彼女は、「私は『時』の力の死神です。」と言った。