第六話 俺と同じココアだと?解せぬ
俺は頭の中の能力表の様なものを整理し始めた。
まず一つは、念力を自在に操れる事
ある程度の物は浮かせたり壊せる
二つ目は果てしない身体能力
力は1つのマンション位は壊せるはずだ、体力は地球一周は余裕だな
そして三つ目、能力を具現化する能力…
何これ、あの神様は自分で考えて使ってみろってか?なんだよ、最強じゃねぇか!
取り敢えず大まかにはこんな感じだった、基本的には自分で生み出せって事だ
面倒事ってあるのか?…などとこの日は考えていた
ー翌日 10時ー
翔月「さてと、今日は学校もねぇし久しぶりにちょっとゲーセン行くか…」
早速準備をして家を出た
そのゲームセンターは10:30開店で家から10分位で着くので、まず家の近くの公園に向かった
翔月「飲み物でも買ってちょっとゆっくり待つか、えーっと…今日はちょっと肌寒いしココアでも飲むか」
と、ココアを買って自動販売機近くのベンチに座った
翔月「まあ、色々家で考えるより外で考えるのも良いか…」
ココアを啜ってると同級生らしき人が公園近くにやってきた
そして、俺と同じココアを買い向かいっかわのベンチに座った
翔月「解せぬ…」
そんなこんなで時間が経ち25分になった、そろそろ行くか…と考えココアを飲みきり缶を捨て公園を出ようとしたその時、異様に殺気立って居る男が横を通った
翔月「なんだよ…アイツ…」
するとあの高校生へ近づいていった、何故か俺は止まってしまった何が気にかかったのかは知らないだが嫌な予感がしたそして、謎の男が高校生に話し掛けた
謎の男「おい…ちょっとツラ貸せよ…」
高校生「嫌です…いい加減付きまとわないで下さい……」
謎の男「テメェこそいい加減にちょっとは話聞けよ…!」
謎の男は高校生を殴り掛かっただが高校生は逃げ用途しない…怯えてるのか…?兎に角見過ごせねぇよな俺!と思った時にはもう体は動いていた
翔月「何か因縁があるか知らねぇけど無抵抗な奴を虐めるのは良くねぇよな?」
と、いきなり謎の男の前に現れ腕を掴んだ
謎の男「なんだてめぇ…関係ねぇ奴はすっこんでろ…よ!」と、殴り掛かって来たがその腕を掴み首を締め上げた
謎の男「ぐっ…は、なせ…」
翔月「どうするんだ?そこの奴よ」
高校生「……」
睨んでる、凄く睨んでる取り敢えず1発ずつ腹に入れた
翔月「オラオラどうした、まだ足りねぇか?」
謎の男「がはっ…ごほっ………」
あ、やべっやり過ぎたと思った時にはもう立てなくなっていた
高校生「いらねぇ事しやがって……」
翔月「なんだとっ…くそ…」
胸糞悪くなり謎の男を飛ばした
高校生「うおっ?!」
と男ごと倒れ込んだ
翔月「恩を仇で返すな!」
と一言言い放ちゲーセンへ向かった
名前を作者から翔月へ変えました
なぜなら呼び名に困るからです←