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第94話『200文字でわかるステーキ』
「え?ステーキ売ってんの?」
「ああ」
地球出身組は、
この異世界の情報を共有することにした。
「俺らが平原を彷徨ってた時にお世話になった集落ではな、基本的に丸焼きだったぜ」
「まあ、街も街でひどかったよ…塩しかなかったし」
「マヨネーズ…あった」
「俺がやったんだ」
「さすが染神君!」
「…でも、マジで料理に興味無いっぽいな…」
「これは…改革が必要ね!」
「毎日マヨネーズ…飽きた」
話し合いの結果…
「食堂を開こう!」
〈第94話おわり〉




