プロローグ
アイデアは降ってくるっていうでしょ
それよ
「おはよ…」
「おはよ〜レン〜」
空は紫、雲一つない晴天。そんなのどかな日の朝に、悪魔界の最東の丘にぽつんと立つ一戸建ての家の中でその会話は交わされたのでした…
なんて前置きはどうでもいいよね。今眠そうに挨拶してくれた隣のいけめんさんは私の夫のレン。
「リエル…今日の朝ごはんは」
今呼ばれたとおり、私の名前はリエル。私達ふたりはレンとリエルでウスペリア夫婦なのです。(注訳 「ウスペリア」はふたりの苗字なのです!)
「今日ね〜…目玉焼きとサラダだよ」
「お、リエルの目玉焼き」
「レン好きだもんねー…サラダも食べてよ?」
「子供じゃねえんだから」
「ふふ」
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「はいお荷物」
「ありがと。じゃあいってきます」
「お仕事」に行くレンを、玄関の外まで見送るのが私の日課。
普通の人なら、夫さんはそのまま歩いて会社に行ったりするんだろうけどここはそんなことにはならない。
丘の先端まで行ったレンは、そのまま丘から飛び降りた。そして…黒い翼で、飛びたった。
日・水曜日更新とします。
よろしくお願いします(๑•̀ㅁ•́ฅ✧




