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初めての?買い物

俺とレミアは屋敷を出たあと、街へと向かった。目的は身の回りの物の購入、例えば服とかだ。何しろ元は男だいろいろ問題があるだろう、それと武器。いままで扱ったことはないが、やはり剣だろう槍とかもいいが。なんでかって?男は一度は剣をふってみたいだろう?まあほかには宿をとったり貨幣価値を調べることだな、奴隷商館のときはわからなかったため、あの値段でボったくられたとしても仕方ないが、これからはそういうことが無いように調べなくてはいけない。


「レミアは魔法とか結構できるの?」


まだ街の中心へには距離があるため、話をしながら向かう。日も若干傾いてきたし急がなくてはいけないんだがレミアは女性、気を遣わなくてはいけない。ちなみにこれからレミアは奴隷としてではなく、えーと一緒に戦う親友みたいな形で付き合うとする。恋人とか憧れるが、相手は美女それに俺は現在女だ、無理にもほどがある。


「はい、それなりにはできます。以前使用していたこともあり魔物に対しても苦も無くできます」


「うんうん、じゃあ基礎から教えてほしんだけどいいかな?」


「はい!しかしなぜご主人様はあんな大金をお持ちだったんですか?ご主人様みたいなキレイな女性があんな大金持っているなんて危なくないですか?」


キレイとか言われちゃったよ、エヘヘ。うっうん、照れてなんかないからな、あれだ褒め言葉としてだろうから喜んだだけだ、気にしてはいけない。さっき親友とかいったが、敬語とかはおかしいよな追々変えてもらうようにしなくちゃな


「えーと、ちょっとあってね。まとめて大金が手に入って、調子にのって冒険者になって仲間ふやそうかなーって思っただけだよ?それとご主人様って変えられない?ちょっと鳥肌が……」


「いえ、私のご主人様は目の前にいるご主人様であり、ご主人様に買われた身としてご主人様にはご主人様と敬意をこめ呼ぶのです」


お、おう、鳥肌がやべーぞ。これは即刻改善の必要ありだな


「え、えっと、お願い。ユウキとかでいいからさ、ね?」


「は、はい、わかりました。ユウキ様と呼ばせていただきます!」


どうやら様はつくらしい、でもだいぶマシになったと思う。おっと、話している間にどうやら街の中心部分の所についたらしい。周りも騒がしい。まずは服を探すとしようと思ったら、すぐ傍に服屋らしきものがあった。西洋風?とよべばいいのかそんな服がたくさんならんでいる。あれは、チュニックというんだろうか、ワンピースを伸ばしたようなものが多い。周りをみると多くの女性が似たような服装だった、色はさまざまだが。


「レミアちょっといい?服買いたいんだけど」


レミアは頷きついてくる。店員はおばさん一人でイスに腰掛けこちらをみているが、気にせず服を見てみる。どうやら服の種類としてはチュニックが多いがなぜか硬い布でできている短めのズボンがある。ショーパンとかいうのか、まあ名前はどうでもいいがこっちのほうが動きやすいしいいだろう。さすがにシャツみたいのはないが、近いものはある。動きやすさの面では苦労することはないだろう。


「レミアの服も買おうと思ってるんだけど、どれがいい?

お金はあるしなんでもいいよー」


「いえ、そんな、私は奴隷ですので、今着ているので十分です。ユウキ様の分だけ買ってください」


「いや、そんなこといっても。レミア、女の子じゃん。綺麗な格好してなきゃダメだよ?」


レミアが少しだが拒む、女の子と言ってはいるがレミアはどちらかというと大人びて見える。髪は腰ほどまであり、胸は……あるなそれもかなり、気にしてなかったが結構ある。あとで年を聞いてみるか。まあ若干俺の言葉遣いも戻ってきているが、え?元々女っぽくない?気にするな、雰囲気だ雰囲気。


「わかりました、ではこれで……」


そういってレミアが出したのは……なんというかネグリジェ?ピンクの薄い布でできており、間には黒い紐がありそれで胸とかを調整するのだろうか――ってかなぜ大量にある中でそれを選ぶ!?まずこの世界の文明レベルにあるのかどうかはおいといてだ、まだ沢山服はあるだろう?しかも俺は女だが男だ、いや男だが女だ。あーごっちゃになったな、ともかく俺は元々男だ。このような服に興奮しないわけがない、よし買おう。レミアも若干頬を赤らめてるようにも見えるし、てかレミアよ俺は今、外見は女だぞ?


「うっうん、わかった。ちょっちょっと待っててね」


レミアの出してきたネグリジェを受け取り、それから自分の服を適当に何着か選びおばさんの元へと運ぶ、もちろん下着も持ってな、変態じゃないぞ?今は変態じゃない今はな……


♢♢♢


服を適当に購入した後、俺たちは武器屋へと足を運んだ。目の前には多くの種類の武器がある、剣や槍や斧など近接武器とかはもちろん弓とかもちゃんとあった。剣とかはどうやら鉄製らしい、まぁ当然か。

そういえばレミアは何の武器を使うか聞いてなかったな


「あのさ、レミアは武器ってどれ使うの?」


「えっと、私は主に剣を使ってました。扱いやすいですしね」


なるほどなるほど、丁度良かった。明日にでも剣の使い方を教えてもらおう


「そっかそっか、じゃあおじさんここにある剣2つ下さい」


「あいよっ、お嬢ちゃん達冒険者かい?お嬢ちゃん達がこんなに綺麗だとギルドの連中が黙ってないだろう?」


「いや、今日登録したばっかですってなんもされてませんよ、えっと値段は?」


「えーと、剣2本で200モネだ」


「あっはい、じゃあこれで」


言われた金額通りに銀貨を2枚渡す。さっきの服屋で銀貨のお釣りをもらったし、単位もわかったからな。買い物はバッチリだ、しかし円で考えたときに高いのかどうかわからない。剣とか買わないし、服も今と昔じゃ価値も変わるだろう。でもこっちで生きていくとしたらこっちの感覚に合わせるのが良いだろう。最も早く帰れれば帰りたいが……


「ユウキ様、どうして剣を2本もお買いに?」


「え、だってレミアもいるでしょ?」


「いや、しかし。私は奴隷ですよ?」


レミアが小さい声で話しかけえくる。あーっと、そうだった。やっぱり奴隷は作り話でも異世界でも同じか、控えめというかなんというか。レミアのことは大事にしたいからな、俺は貴族とかが扱うようにはしない。だってかわいいし?とまあ、レミアを納得させるために、いいのと言って頭をワシャワシャする


「ちょっ、ユウキ様?」


「お嬢ちゃん達仲がいいなー」


「そうでしょ!仲がいいんです!あ、この辺に宿屋とかあったりします?」


レミアがちょっと困惑しているが気にしない気にしない、耳もフサフサだしな。最後は肩をつかみ寄せてみる、半分勢いだな。宿屋をまだ見つけていなかったので聞いてみる、もう今日はちょっと休憩したい。


「そうだなー、この道を少し行って左側に宿屋がある。それなりに大きいからな、行けばわかるだろ」


「そうですか、ありがとうございます!」


おじさんが通りに指をさす、礼を言って早速歩き始める。レミアはもちろん、あれ?抜け出していた……いつのまに


♢♢♢


どうやら宿屋についたらしい、目の前には煉瓦でつくられている3階建てと思われる大きな建物がある。木製のドアを開け中に入る、開けたと同時に壁に取り付けてあったのだろベルがカランコロンと鳴った。同時に目の前の受付だろうか女性の人のいらっしゃいませという言葉が聞こえる。


「お客様、宿泊でございますか?」


「はい、えっと2人部屋ってありますか?」


「ちょっと、お待ちください。えーと、すいませんどうやら今日は2人部屋の方は開いていなくて大きなベッドのある部屋なら空いているのですが」


なんだと……まさかレミアと一緒に寝るのか。いやしかし今は女、でも一緒もいいな。あーでもレミアは床でねるとか


「私は床で結構ですよ?」


言ったね。予想通り言ったよ。よしもう一緒に寝よう、うん。


「じゃあその部屋でお願いします。」


「はい、では一部屋で120モネでございます」


銀貨を2枚渡す。この際銅貨が増えてしまうが仕方ない、てかいまだに銅貨を使っていないな。


「ありがとうございます。こちらの宿では奥で食堂も運営しているのでもしよかったらどうぞお立ち寄りください。それえはお部屋へご案内します」


女性が廊下を進んでいく、靴を脱がなくては……あ、必要ないのか。ん?よく見るとレミアの足には藁とかで作ったような草履が、あした靴も買わなくちゃいけないな




案内された部屋は二人でいるには少し狭いと感じさせる部屋だった、ベッドとクローゼットのようなものとイスが一つ。なんでベッドがでかいんだろうと疑問に思うがなんか事情があったんだろう。ともかく今はゆっくりしたい買った剣と服それに腰の袋も床に置きイスに座る。レミアはなぜか立っている、えっとどうしようか……


「レミア、ベッドの上座りなよ。イスがいいなら代わるよ?」


「いえ、私は床で大丈夫です」


「いいからいいから、はい座って座って」


無理やりベッドに座らせる。これじゃ俺が変な人みたいじゃないか


「レミア、よく聞いて?私が言ったことには従ってほしい。これは嫌なこととかに対してじゃないからね?もし嫌だったらちゃんと拒否すること。それとレミアの欲しいものとかは買ってあげるから、謙虚になんなくていいよ?あんまりされちゃうと悲しいからね」


「はい、わかりました」


うんうん、これで大丈夫だろう、まだだいぶ距離を感じるがこれから縮めればいい。それにしてもレミアは可愛いな、目は綺麗だし耳はフサフサしてる。尻尾も時々振っているし、くそー撫でたいな、いいや撫でよう

そう思い、レミアの頭をなでる。身長的には同じくらいなのだがレミアは今座って、俺は立っている状態。最初はちょっと困っていたが受け入れてくれたようだ。目を細めている、家で飼ってる犬みたいな反応だ抱きしめたくなる。さすがにそこまではしないが……


しばらく撫で続け、気持ちが落ち着いた所で手を止める。まだまだすることはたくさんあるからな、休憩しようとか思ったがレミアのおかげで元気が出た。最低限のことはしよう


「レミア、あのさちょっといい?」


「ふぁい、なんでしょうか?」


「いやー、魔法教えてほしんだけどいいかな?」


ちょっと油断したかのような、レミアの返事。可愛い、気持ちがコロコロかわっちゃうじゃないか、落ち着いたというのに。でも今は我慢だ、身を守るためにはまず魔法を学ぼう


「魔法ですか、わかりました!しかしどこからですか?魔法といっても強力なものは私でも扱えませんよ?」


「んー、基礎というか作りからお願い。なにも知らないからね」


「わかりました、では――――」


そこからレミアの魔法についての説明が始まった

やっと、話が進んできたー


てか異世界の物価って難しいな、収入から考えたけどあってるかな。

一応1モネ10円です。単位が安直とかきにしないでほしい、うん


てかそうなると主人公、いきなり10億ゲットwチートというかなんというか……

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