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断定には至らず

作者: 秋葉竹
掲載日:2026/05/26


(短歌)


炎天下

なんてもうすぐ味わえる

子どもごころの鍵を失くして



今日だけは

綺麗な空がやって来る

みたいな気がする有給休暇



飛行機が

十字に飛んだわけじゃなく

雲がクロスを切って夏空



その夢を

いつか忘れたことさえも

忘れてたこと震える指先



つまりこの

夜空を探す水星の

ちいささを知るロケット花火



嘘つかず

やって来たからいいんだよ

悲しい歌を歌えもしない



のぼる日の

口から漏れる歌声が

喉を震わす勁烈な傷






──────────────────

お読みくださり誠に有難うございます。

またお会いできる日を楽しみにしています。

でわ。



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