俺のお師匠様に裏切られた
俺にはお師匠様がいた。
おれは、その人を崇拝していた。
理由は簡単だった、勝てないからである。
勝てないといっても何もかもで勝てないわけでない。
あることが勝てない、
それは九つもの赫赫をグルグルとウルトラマンの手の形が取り合うゲーム
いつもお師匠は
「引き分けだったら僕の勝ちだ、ウルトラマンが引き分けで終わったら嫌だろう。ウルトラマンになりたいんだったらね、」
やがておれは、この時より大きく成長した。
わかってしまった、裏切りだったことに、俺は憤慨した。
「ばかやろう」
そしてまた大きく成長した。
そしたら僕は言えた
「ありがとう」




