万能物書き たらこくちびる毛さん
たらこさんこと、たらこくちびる毛さんをご存じの方は多いでしょう。
「性別:たらこ」な、物語を書く水産加工食品さん。
突然なのですが皆さま。
たらこさんって、なんだかすごく特徴が掴みにくい御方だと思いませんか?
いやそんな風に言うと失礼千万なのですが。
エッセイを書く人、とだけ言うと、それだけではないでしょう?
レビュー書く人、と言えば、じゃあエッセイや膨大な作品数のことは放っておくのか、ってなりますし。
一言で言い表すなら、無形でしょうか。
「なろう」のあらゆる機能、あらゆる場面に対応し、大いに楽しむことができる、千変万化で万能な作者様、それがたらこさんというイメージです。
それだけだとあんまりなので、ちゃんとたらこさんの特徴をまとめていきましょう。
まずたらこさんって、幅広く作品をお書きになりますよね。
エッセイをはじめとして、ハイファンタジー、恋愛モノ、コメディー、童話、SFなど、そのジャンルの幅は限界値が見えません。
たらこさんの何がすごいって、この幅広いジャンルのどれを書かせても、ハズレな作品が全然無いところだと思います。
エッセイを書かせれば読者の皆々様の共感を呼び、あるいはためになる含蓄を盛り込んでみせる。
ファンタジーなどの物語を書かせれば、エッセイの時のマイペースなたらこさんからは想像もつかないくらい、キャラクターがみんな活き活きとしている。
名は体を表す、とでも言いましょうか。
食品のたらこも、パスタやおにぎり、お茶漬けやふりかけ、果てにはそのまんまなど、色々な食べ方ができますよね。
たらこさんもそれと同じく、どんな料理(作品)にも合う、魅力満載の作者様。
それが自分にとっての、たらこさんの第一イメージです。
第一イメージということは、当然ながら第二イメージもあるわけで。
たらこさんを語るうえで外せない要素と言えば、いくつかありますが、やはりレビューは最たるものでしょう。
レビュワーとしても絶賛活躍中のたらこさん。
今までお書きになったレビューは、このエッセイ執筆の時点で、なんと333作品にも上ります。わぁいゾロ目!
自分はたらこさんのレビューが好きです。
とても理路整然としていて分かりやすく、要点がしっかりとまとめられていて。
そして丁度いいところでレビューを終え、お読みになった方々に作品本編への興味を煽り立てる。
まさに、お手本のようなレビューだと思います。
凄腕のレビュー書き。それが自分にとっての、たらこさんの第二のイメージです。
二度あることは三度ある、とは全然違いますが。
第二イメージがあるということは、第三イメージもあるわけです。
つい今しがた、レビューのお話をしましたが。
皆さま、レビューって簡単に書けますか?
自分の場合だと、対象の作品やその日のコンディションによりますが、そう簡単に書けるものではないと思っております。
まずレビューとは、誰かにその作品を紹介するための文章。
紹介するということは、当然ながら、自分自身がその作品のことを深く知らなければならないわけで。
そして、400文字という枠内で、作品の紹介文をまとめる技量。
さらにその中で、他の読者様の興味を引けるような構成にしなければなりません。
この労力、並大抵ではありません。
それこそ、小説が一つ書けるくらいの労力は必要かもしれません。
だから自分にとって、レビューもまた作品なんです。
作品を紹介するための作品、とでも言いましょうか。
さて、話は変わりますが。
現在のたらこさんの投稿作品の総数は、全部で170作品とのこと。
これだけでもすごい数ですが、先ほどの自分の「レビューもまた作品」という言葉に倣えば、たらこさんが投稿した作品は全部で503作品、と言えるかもしれません。
すげぇ数です。とんでもない数です。
真に作品、あるいは文章を書くことを愛していなければ、この作品数はとうてい実現不可能なはずです。
とってもアクティブな、生粋の書きもの好き。
それが自分の、たらこさんの第三のイメージです。
さて、こんなところでしょうか。
自分にとっての、たらこさんの第一から第三のイメージがまとまりました。
そして、第一や第三と銘打ったものの、この数字には特に優劣の順序などはないので、全部合わせちゃいます。
たらこさんは、どんな作品でも丁寧に書き上げ、素敵なレビューを連発する凄腕のレビュアー様で、作品を書くことを深く愛しておられる作者様!
無形の核、捉えたり!
これが自分のたらこさんだー!!
……これで「そんなのたらこさんじゃない」とか言われたら、ちょっと寝込みますよ自分。;( ;´꒳`;):