表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
見捨てられた世界を気配遮断で生き延びた俺は神に助けられこの世界を解放する旅に出る  作者: しょた丼
〜第二章 チサとの出会いとジンの旅立ちの決意編〜
29/162

第26話 初めてのテイミングは首長竜???

第26話!よろしくお願いします( ̄^ ̄)ゞ

 俺はツルツルスベスベの体に顔を赤く染めていた...

 オーシャンスライムに一晩漬け込まれた俺は身体中の不純物という不純物全てが取り除かれていた。オーシャンスライムに浸かっていた時のスライム達の臭いは強烈で、その臭いが体に残っていないか不安ではあったが、どうやらその不安は杞憂だったらしい。オーシャンスライムは不純物を臭いすら残さず、吸い取っていったのだ。


 ただ、俺の全身の毛全てが不純物判定されたことには全くもって心外の極みであり、このツルツルスベスベの姿を人に見られたらと思うと俺は羞恥心がオーバーフローしそうだった。


 そんな俺にどこからともなく昨日の俺をスライム漬けにしてくれた原因が近づいてくる。


「おお、体全身スベスベではないか。触り心地が良さそうじゃのう。」


 そういうや否や少女は高く飛び、俺の肩に華麗な着地を決めると頭を触り始める。

 昨晩の惨劇のお陰で、抵抗する気力を失った俺はそれを無言で受け入れる。勿論生まれて初めての丸刈りであったが故に恥ずかしくはあったが、この空間にはこの子しかいないので開き直る。


 神と会って別の大陸について知ってしまった以上人がいないことはまず有り得ないとは思ったが、そこは大陸に上陸するまでに元に戻るだろうと思って諦める。え...戻るよね??ねぇ!俺は自分の風通しの良くなった体や特に頭について強制的に考えるのを辞めた。


「さて、お主に妾の正体を漸く理解して貰ったことじゃ。お主の名前を妾に教えてはくれぬか。お主には名前があるのであろう?」


 俺の肩にちょこんと座ってツルツルになった俺の頭を楽しそうに撫で回しながら少女は聞く。


「おい、頭撫でるの辞めろよな。俺はツルツルになった頭のことは忘れたいんだ。」


 とは言ってみるものの彼女は撫でるのをやめない。

 ここで無理に引き剥がせば、昨晩以上の地獄が待っているかもしれないという恐怖から、俺はされるがままだった。


「そうじゃの〜。お主が名前を教えてくれたら、撫でるのを辞めるのも考えてやっても良いぞ。」


 俺の肩からとても楽しそうな少女の声が響く。


「ジンだ。」


 俺はその言葉を聞くと同時に答えていた。


「なんじゃ。面白くないのう。仕方ない。この辺で許してやろうかの。」


 いともあっさりと名前を聞けてしまった少女は残念そうにジンの頭を撫でるのを辞めて、ジンの肩から飛び降りる。


「それで、お前の名前はなんて言うんだ?」


 俺は返す刀で尋ねる。


「そうじゃの〜。名乗る様な名はないのう。なんせ、妾は常に深海を深層海流に乗って旅しておる故にな。特に仲間などもいないから、名など無くても困らなかったからの。というわけで名前はない。」


 少女はどこか寂しげな顔をして答えた。しかし、名前が無いのはちょっと困るな。流石に一々首長竜とか呼ぶのもちょっと面倒だしなあ。

 そう思っていると、少女が提案してくる。


「お、そうじゃ!折角じゃし、ジンが妾に名前を付けてはくれぬか?うむ。それが良いのじゃ!」


「えっ!俺が!!??」


「ジン以外に誰もおらぬじゃろう。」


 俺はそう言われては仕方ないと名前を考え始める。

 それにしても名付けか...急に言われると悩むなあ。

 そうしてしばらく考えたあと、俺は声に出す。


「チサでどうだ?」


 すると目の前の少女はとても嬉しそうな表情を浮かべる。思わず俺はその笑顔に引き込まれそうになるのを必死で抑える。


「チサ...チサ...妾はチサ。うむ気に入ったのじゃ。妾のことはこれからチサと呼んで欲しいのじゃ!」


 そうチサが嬉しそうに言って、俺に抱きついたその時、俺の頭の中に無機質な声が響き渡る。


「テイミングが成立しました。首長竜はテイムモンスターとなりました。」


「.....え。どういうことだよ。」


「ん?何かあったのかの?」


 俺の言葉に俺に抱きついているチサが反応する。


「お前、俺にテイムされたのか?」


「そうじゃが、それがどうしたのじゃ?」


「俺はテイムするなんて一言も言ってないぞ?一体どういうことなんだ???」


「なんじゃ。そんなことも知らぬのか。では妾が教えてやろうではないか。」


 チサは張り切って語り始める。


「一般的なテイムは、テイムしたい相手を屈服させたのちに、テイミング技能があるものが従属させることじゃの。知能の低い者であればこれでよかろうというかこれしかない。」


 それは俺も知っている。他にもテイムが成立する方法があるというのか...。


「だが、ジンと妾の様に別のパターンも存在する。それは、テイムされる事を妾の様なモンスター側が承認し、名前を付けてもらう事。つまり名付けによるテイムじゃの。これは普通、モンスターが歩み寄ってくる様なことは皆無に近いであるが故に殆ど知られておらぬのじゃ。ちなみに名付けによるテイムは従属によるテイムとは違って契約じゃから、ジンか妾が死なぬ限り、妾とジンの関係は、お互いの同意なしには解除出来ぬのじゃ!ただ、強力な契約であるが故に、ジンが妾のレベルに追いつくのを待つ必要があったがの。」


 チサは俺を見てニヤリと笑う。


 その瞬間俺は悟る。

 無知な俺の隙をついて俺の何処を気に入ったのかは知らないが、俺に自然な流れでテイムを成立させたと言う事を。

 なってしまったものは仕方がない。それに、海を移動できる首長竜ならば、俺にとって悪いことにはならないはずだ。ただまあ、怒らせない様に気をつけないと...スライム漬けになるのはもうゴメンだからな。


 俺はもう少し聞いてみることにする。


「どうしてチサは、俺がテイミングを持っている事を知っていたんだ?俺がテイミングを持っていると知っていたからこんな方法を取ったんだろう?それにレベルについても分かってるみたいだし。」


「なんじゃ。そんなことか。それはの、技能:テイミングは、モンスターと良好な関係を築くことができれば、レベルアップ技能で優先的に解放される様になるのじゃ。

 だから妾と共生関係となっていたジンにテイミングがレベル150で解放されるのは必然であったといえるの。レベルに関してはお主も妾のステータスウィンドゥが見えておるじゃろ?それと同じで、妾にも、人間、レベル175という表示が見えておるのじゃ。基本種族と名前は見えておる。だから、ジンの名前は知らなかったのじゃ。」


「なるほどな...種族名とレベルが見えるのは同じだったのか。ん?待てよ。なら、なんで俺が海に落ちる前は相手の情報が見えなかったんだ?」


 するとチサは更なる衝撃的な言葉を口にする。


「それはの、話せば長くなるのじゃが、それでも良いかの?」


 俺は頷く。こうして俺はステータスウィンドゥの新たな一面について知ることになった。

というわけで、初めての仲間です!ずっと孤独だったジンに仲間ができて作者としては嬉しい限りです!!

でも、新大陸に着くまでに頭の中に色々構想が溢れかえっててもうちょっとかかりそうなそうでもない様な....ええい!なる様になれだ!!!


第27話もよろしくお願いします!

500PV突破感謝感謝です!よろしければ、評価とブクマも...欲張りな作者ですみませんm(__)m


20/11/17


これから先が気になる!面白い!と思えた方は是非是非評価よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ