第3話 拘束
モンスターは居ないはずなのに。なんで草原に死体が。この世界は何かがおかしい。
バチャッ!
「つめたっ!」
「人間が目を覚ましたぞ!」
俺は木に縛り付けられていた。町の中、のようだが、そこに居るのは人間じゃない。肌が緑色、背丈は低い。なんだっけ、そうだ!ゴブリンだ
「暴れ出す前に早く殺せ!」
「そうよ!暴れ出すにちがいないわ」
俺の周りには、囲うようにゴブリン達がいる
「待ってくれ!話を聞いてくれ!」
「!?」
ゴブリン達は驚いた表情を取る。
「なんだよ!」
「お前、私達の・・・」
「まて、まだ決まったわけじゃない。長老を呼ぼう」
ゴブリン達はどこかへ行ってしまった。
「なんなんだよ。いったい、、、」
「小僧、わしの言葉がわかるかの?」
老人の声が聞こえる方向を向くと、しわしわのゴブリンがこちらに話しかけていた。
「わかったら何だよ!解放しろ」
ざわざわ
「人間がわしらの言葉を話せるなど、聞いたことないのぉ」
「そんなことより、あの死体はお前らがやったのか」
「わしの質問に答えよ。」
うるせぇ爺さんだ。俺はこんなところで死ぬわけにはいかない
「助けてくれ!わああああああああああああああああああああああ」
「騒いでも無駄じゃ。まず、質問一つ目じゃ」
「小僧はどこから来たのじゃ。」
叫ぶしかねぇ!
「っああ」
ドス!
俺の首元の幹に刃物がささる。
「これ以上騒いだら殺すからの」
ゴクリ、質問に答えるしかなさそうだな
「もう一度聞く、小僧はどこから来たのじゃ。」
「日本。」
ざわざわ
「ニホンですって?それって」
「ニホンか、転生者がよくくるのぉ。お主もその口か?」
「そうだ。だがお前らの望む能力は持ってない。」
「では、どうやってわしらの言葉を話してる」
「それは俺の能力が自動翻訳だからだ」
「ほんやく?ほんやくとは何じゃ」
「簡単に言えば、言葉を指定の言葉に変更するってことだ」
「よくわからんけど、どんな言語も適応して話せるってことじゃな」
「まぁそんなところだ」
「話せるだけで十分じゃ。では、わしの話を聞いておくれ」