第2話 忠告
「・・・なさい・・・・きなさい」
なんだ、うるさいなぁ
「起きなさい!少年!」
「わぁ!どこだ、ここ」
目の前に広がる真っ白な空間。建物一つ無い。目の前には綺麗な女性が立っていた。
「あなたは?」
「わたしは女神。愚かな少年に一つ注意があります」
「愚かなって、、なんですか?」
「この世界には、モンスターより恐ろしい生き物がいます。それは」
ドン!
目が覚めた。どうやらベットから落ちたらしい。モンスターより恐ろしい生き物?そもそもモンスターなんていないのに。とりあえずこの町にいても何も始まらない
「ありがとうございました」
俺は宿屋からでて急いで草原へとでた。モンスターは居なくても植物とか、労働よりもっと楽しい世界が広がってるはず。な同じような服装をしていたため気にならなかったが、そういえば俺は死ぬ前と同じ格好をしていた。
べちゃり
何かを踏みつけた。カレーじゃないよな。俺は靴の裏を見る。靴には赤い血の様な液体と何か生き物の皮の様な物がこびりついていた。
「なんだ?これ」
俺は何かを踏んだところへ見に行った。
「うわああああああ」
そこにあったのは人の死体だった。
「ヴォェェェェ!ビチャビチャ」
初めて見る人間の死体に驚きを隠せず、気持ち悪くて吐いてしまった。俺は失神した。