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可能性の獣嫁とユニークなツクリモノ

あたしの目の前に立ちはだかったのは真っ黒な鎧のグローバルモンスター。



『………………』


「…面白い顔をしてるね。あんたがプレートの器ってわけね」



割れた頭部から見えたその顔は若い時のプレートそのものだった。更に言えば、真っ黒な鎧の強さは他の鎧とは違う……紫の国の女王が使っていた鎧を更に強化したもの。おそらく、地の鎧を超えるものにされている…でも、その程度の力ではあたしとご主人のパワーを超える事なんて出来ない。


でも、全力でいかせてもらうよっ!



「百花繚乱、天真爛漫っ!」






なんか、可能性の獣嫁がNT-○を発動したん。教えてもいないのに裏コード発動したん……ついでにいうとイルムがまた進化したん。程良く圏内に入ってきたん…もう嫁にしても良いんじゃないかな?


巨体ぬいぐるみな鎧のぬいぐるみ部分がパージされて本来の鎧の姿になってしもたん…え、ナ○レになったんだろって。ちゃうちゃう、キャストオフや。ビーストモードではないから間違えんといてや。


沢山の武器を持つための八手アームを備えた蜘蛛っぽいバックパックな仕様。それに加えて赤と白の軽装鎧…え、サンタっぽい仕様だって。ツ○ルじゃないよ、くぎゅうだよ。ワイルドなトラ型の鎧だよ。髪型がツガ○寄りになってもあいつはモンスター嫁ですよ。でも髪型意識しとるやろ、イルムたん…


まあ、髪型以外は意識しているんですがね。真なるイルムの鎧…その名は「月桂樹ローリエ」という勝利を掴むその力そのものである。まさにオーバーキルな力です。


それより、グローバルモンスターの中身がプレートの機械の体だったとは…おかしいですよ、マジで。お前が言うなとか言うな。


まあ、中身が人だろうと人形だろうとイルムなら木っ端微塵にするだろうけどその鎧はちょっと興味があるから無傷で手に入れて欲しいものだ…だって、俺の鎧がカンナみたいになったら俺の鎧が無くなるから欲しいではないか。


でも、自重しないイルムたんには通じないと思うので諦めようと思う……というわけで、自重しないイルムたんには地の鎧の兜で作り上げたジャベリンと3枚盾なん。フルアーマーイルム…発光しそうなん。


さて、そんな事はどうでもええとして……兜を取ったらミイラとご対面なのでSAN値が直葬なんですん。後、問題が大発生しとるん…






牛の斧、豚の三叉槍、庭との扇、羊の角盾、馬の毛筆、鰐の牙爪、蛇の革鞭、鯨の骨ドリル……ご主人、全部弱っちいからボロボロに壊れたよ。やっぱりグローバルモンスターなだけあってそれなりに硬かった。で、拳でオラオラしているところに新しい武器が飛んできた。



『イルムたん、新しい武器よっ!』


「ご主人、そのノリあんまり好きじゃない」


『奇遇です、オイラも嫌いです。犬がパン投げるとか不衛生極まりないん…それを食う子どもが不憫なん』



でも、地の鎧から作ったジャベリンと盾なら壊れる事はないし後でミサイルとか推進剤とか出してフルアーマーイルムにするから今は我慢しろと言われたので渋々納得する事にした…


あたしとしては大きな剣の方が良かったんたけど、ハイパーなビーム出すジャベリンとかどうやって作ったのかは知らないけどこれかなり使える。ちょっと手も痛くなってきたところだったし、これ使って暴れようと思う。



「女神を倒す練習に、とことんやってあげるわよっ!」









もうイルムなら女神どころか創造神でも勝てるんじゃないかな…敵対したグローバルモンスターがグロい塊になってるよ。というか畜肉に武器があっさり壊れたのにはワロタ。ワロタ…八手アームが無駄になったん。オラオラしていたイルムたんの百烈な肉球っぽい補助パーツですね、笑えます。もうその時点で相手のライフはゼロだったん…


しかし、そこでも問題が発生しとるん。という事は残ってたのにってわけやねんな………カンナ、やっておしまいって気分ですん。


さてさて、そんな事はさておきカンナの鎧を作らねばならないがデコ砲は無理そうだ…カンナ、デコ広くないもん。イルムたんも……くぎゅうじゃないから無理なん。とかちつくせないんなー。


とりあえず、遺体を回収して命を再び与えるん…バイオバイオなん。それも嫌だが……まあ、既にこれは紫の国の女王じゃないから仕方ないと割り切る。


で、戦利品コキノだったものをミキシングするん…え、勝手にアイテムボックスに入ってきたんよ。決して拾ってきたんと違います。リンドウはそんなに暇じゃないから持ってきてくれんし。


で、とりあえずミイラと亡骸をミキシングするん。またオーバー○イなんなー…いや、ここは融合で行くべきか。いや、どちらにしてもどうやってるか分からんのですがね…ろっと。「茉莉花ジャスミン」もきちんと混ぜ合わせないとろくな展開にならんとこやった。


というわけでキッシュくんの公開生着替えですん……需要ないからサービスは無いんよ。残念です…え、誰も残念じゃないって。失礼な…


じゃあパパッと合成するんす………………釜に入れたりしとらんぜよ。そんな巨大な釜があったらプリン作るわ。釜飯作るわ……他に釜料理って何があった?


脳内に釜飯頭のキャラクターが浮かんでは消え浮かんでは消えしている中で爆誕した現地嫁の名前を考える…今は亡きミイラの真名という名のファンが勝手に付けた名前、ヴィオレッタからレッタと名付けよう。え、安直だって…だって、そのファン俺やもん。キモい言うな、知っとるわ。


幼獣のロリレッタという通り名与えてライオン型のロボ与えてやろうかと思うん…材料不足だからファイナルな合体は無理なん。というか、ザ○ヲアーマーそのまま装備しとるん。え、ここは素体になるところじゃないん?


まあ、構わないん。羽ばたけ歌声はテンダネスなん…という事で残すのはコアを突っ込んで起動させるだけなんす。が、肝心のコアが現時点でありませんのん…地の鎧にコア付いてなかったん。なのに動いとったん…バイオバイオだから仕方ないね。


変態スケサンカクサンと偽ブラックのコアは粉々で、赤と黄色は鎧に吸収済みという事で残ったのは汚れきった白のみ………オラの前のコアはどこ行ったべ?


いや、分かってるんです…どう考えても格上のカンナと互角に戦うポンコツロボットの中にあるんでありんす。え、どうしてそうなったん…まさか、あいつツインコアになったから胸部が腫れたんか?


そうに違いない…つまり、レッタはエクシ○娘なんですね。リペアしてやらないといかんのんやな………いかんいかん、そんなの後回しだ。今やらなきゃいけないのはカンナの為の地の鎧改良だ。


大地の鎧にするか、天雷地の鎧にするか…橙将軍にするなら後者だと思うん。よし、イルムたんがダンゴにした塊とチェリアとアイリスが築いたスクラップの鉄の城から儀式召喚するんなー。というわけで妖怪魔法を使ってみるん。だいたい妖怪のせいなのね、神隠しなのねって事で妖怪青狸の取り寄せ鞄を魔法で再現するん……え、それ科学だろって。どーでもいんでっくす。


というわけで取り寄せましたよ野豚くん…目の前には粉々のガラクタと胸鎧に毛の生えたもの。これらを生贄にするのは心情的にいけにぇと寒いギャグを考えつつも魔法カード発動、結晶鎧の儀式。このカードは手持ちの適当なアイテムをシャバドゥビする事でカンナをタッチしまくる為の好感度アップが出来る鎧ギフトを手に入れる事が出来るん。不思議な鎧着せられてスーパー嫁に変身よ〜って事なん。


意味分かんねぇ、ワロス。








突然、練習用に使っていた塊が消えちゃったけどある程度はこの武器に慣れたから良しとしよう。


周囲を見てみるとご主人がさっきの塊とかの前で黒い神官装束を着て祈祷していた…いつもの事だった。どうせ相手が弱すぎて遊んでいるんだろう。


その反面、カンナの方は苦戦している。でも、チェリアたちはギリギリの所でその戦いを見ている。ご主人の嫁となる為…なんて試練を与えているつもりは無いけれど、カンナの背中が語っている。


この戦いを乗り越えなければ進めないって…というか、ご主人が作った鎧の背中側にパネルで「(`・ω・´)」って顔文字が表示されてる。本心かどうかは分からないけど…まあ、顔文字が変わったら手助けしても構わないと思う。


それにあたしたちは女神の横槍に注意しておかなければならない。あんな事が繰り返されちゃいけないのは分かりきっているつもり…


4回目の別れは絶対に起こさせない。

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