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オクタグラム チェインテイルズ  作者: 紅満月
最終章 オクタグラムチェインテイルズ
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25話 ダンジョントラベラーは男女トラブルァァァァ

ダンジョン道はヘッヘッヘ…入れば入るほど道が変わって、こうやって尾行し(つけ)て、売るん。テーレッテレーである。誰が魔女やねん、魔女っ娘ティムちゃんやで。シャランラシャンラですん…洒落臭いとか言うなや。


まあ、今回のダンジョン内は生成もんじゃないから道変わらないんですけどね。風来の大冒険はまた今度…え、風雷属性のダーネコの試練があるやなっさんは回避不可だから壁ぶち破って生成しそうだとか言うなや。一理あり過ぎるんやで。


でも、ダンジョンって言っても結局は艦内とその外周くらいなわけで…壊されたら修理大変なのである。修理用モンスターハウスでも生成してええんやないかな。たまにおにぎりとかパンとか腐ったのとか置いておく仕様。


巻物もあるよ、田舎巻だよ、ツナとかもあるよ。え、そこは魔法封じとけとか言うななん。魔砲少女だって忙しいんやで、介護用の杖も置いてやりますがな。それで我慢しる。


腐ったの食べて腹壊す奴いそうだから薬とトイペ用意すべきやろな。誰が片付けんねん、その野フン。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


作為的な何かを感じるが、案の定シャルロッテたちの引率になった。まあ、もっとも引率とはいえこっちは素人で、向こうはそれなりに冒険はしているから俺がお荷物なのは明白だけども。


後、俺を宝扱いして狙ってるから援軍を頼んだのだが……カップ麺の取り合いになるからと麺一家からは誰も来ず、妖怪たちは屋台に対抗して弁当を作るのだと張り切り、ポンコツたちは万が一の為の見回りをするという…


なお、事務員の駄探偵すら引率で駆り出される始末。カップ麺の魅力に取り憑かれた魑魅魍魎のせいである。都合の良い時だけ教師から生徒になるのやめろ…これでいいのか、この学園。


だから、少し離れて追ってくる駅弁販売員のような出立ちしている親父が唯一の救いだったりする。そう思わなきゃやってられん。



「汚染なキャラメル、残飯に名物の黄金の八まんじゅうはいかがっすかー。お弁当にチキン南蛮はいかがっすかー。というか買え、買ってくれ。妖怪たちがただ飯配ったせいで余って、このままだと新種の生物が大量廃棄だ」



色々と言いたいが無視するに限る。だいたい黄金のハチまんじゅうってなんだよ…後、廃棄すな。


妖怪たちの弁当はおにぎりが個包装されてるし、別の容器に入ったおかずも一口サイズ。女の子向けに考えられている…一方、チキン南蛮ってガッツリしすぎじゃないかと思う。悪いとは思わないが、場違いって気もする。余ったらマジでどうすんだろ…



「やっぱり、買い占めて追い返しましょうよ。正直邪魔です」


「また大量に抱えて戻ってきますわよ。おそらく…」



さっきからモンスターの鳴き声の如く腹の虫を叫ばせているマールと、それを含めて呆れつつも行動を押し留めようとするシャルロッテ…後、無残にも弁当を食い散らかされた俺を含む3人である。


殊勝にも弁当の入ったバスケットを持つと言い出した時点で気付くべきだったのだ…せめて俺が持っていれば良かった。従って、後ろの補給路(おやぢ)を排除出来ないのが現状である。まあ、まだ腹減ってないんだけども。


そんな事より探索である。地下への入り口…正直、かなりあった。具体的には、地階の各部屋やら外のあちこちにあった…とりあえず、俺の部屋のは塞いだ。どうせ塞いでも堂々と入り口壊して入ってこられるけど。



「…まあ、とりあえず宝らしきものを見つけてさっさと帰ろうか。カップ麺とか」


「こんなカビ臭いところで何年も放置されたカップ麺なんてただのゴミですわ。そんなの食べるくらいなら後ろのを買いますわ」


「そんなあなたに今なら新しいカップ麺が割引販売中。但し、お湯はないのでそのまま食え」


「そんな無用の長物要りませんわ」



まあ確かに要らんな。いや、マールなら丸かじりするだろうけど。



「マールだけにまーるかじり」


「心読むな」



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


お前マールかじりを地でいく公女に中に何も残っていませんよされたティムですん。あのハム女、相変わらず容赦ないわ。色んな意味で噛みつかれた…が、残念だったな。ワイの胸部装甲はまな板である。イミフ。やなっさんの尻でもかじっとけである。


奴らはセーフティーゾーンみたいなところで飯である。モンスターとか居ないけども。むしろ、やなっさんの周りに肉食獣いるけど。やなっさん食われるんやろな。


オラですか。在庫切れしたのでベースに戻って補充中である。まずは鶏を捌くところから…弁当だけじゃ足りないからおやつも作ってたので他の売り上げは期待出来る。


と思っていた時期がオラにもありました。クッキーは売れない…喉渇くからね。ダンジョンには不向きであった…ゲルのゼリーにすれば良かったんや。もうゴールさせてもええよね。あかんか。


そんなこんなで事後くらいの時に行かせてもらうとしよう。なお、鶏皮チップスはおやつに入りますか?


鶏油ポーションもありんす。飲んだら死んだ奴でも生き返るくらいの効能はあると思うん…極度に胸焼けするだろうけど。そうか、だから半端な蘇生薬はHP1でしか復活出来ないのか。


そもそも、死体に薬飲ませても嚥下しないし体内吸収するまでに時間かかるので胸焼けとか以前の問題なんやけども。


とっとこ、神であるオラには薬なんてなくても蘇生くらい造作もないんだよ、ハム次郎。


だって、やなっさんの怨霊の塊は背後霊や守護霊などとしても多方面で活躍しています。神はオラだけにあらず、八百万のやなっさんである…おぞましい。


そんなおぞましい背後霊やなっさん。どうやらこの世界のシャルロッテたちに力を貸してこの世界の主人公やなっさんを金縛りにして美味しくいただきますさせたようである。


まあ、いつものパターンやな。やなっさんの宿命である。ヘタレ神です、はい。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


補給路から補給を受けて休憩してたら急に体が動かなくなった。弁当に痺れ薬でも仕込まれていたのだろうか…その後は宝扱いされていたのが抵抗しなくなったからという展開だ。


ちょっと女怖い…いや、だいぶ怖い。



「そんなあなたにまんじゅう怖い。今なら栗入りで5分間で2倍になるしんきのうつき。更に通販限定で今から30分以内にご注文の方に限り紅白饅頭などを詰め合わせた特選まんじゅうセットをプレゼント。なお、毒まんじゅうは入っておりません」


「バイ○インやめろ、それに心読むな」



いつの間にか居なくなってたのに、事後補給路が戻ってきていた。シャルロッテたちは既に服を整えて探索に出ていたからいいのか悪いのか…



「まあ、奴らはいずれとんでもない宝と巡り合うのだろう…あなたとの子宝です」


「銭形口調やめろ」


「なんならモノマネ出来そうな連中を紹介してやるが?」



要らんし、モノマネでも本物でもロクな事にならないのは分かりきってるし。


もうヤダ帰りたい…




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


帰りたい、帰れないここはダンジョン道…え、坂だってか。オラは坂より片道派。ポテトにはマヨネーズも合うがバターも捨てがたい。ほにほに。


だが、無言でも伝わるのである。キ◯ラのつばさですね。在庫あります…え、天井で頭打つってか。


では、穴抜けのヒモ…むしろ、穴入れのヒモ男じゃねーかとか言ったら殴られた。反骨精神残ってて良かった。逆レ◯プ被害者でもほのぼのレイ◯だったようである。まだマシまだマシである。全やなっさんの1.4%程度は逆◯イプ被害者であるがその過半数は殺伐レ◯プでしたから。殺伐◯イプってなんぞ?


というか、百人乗っても大事なのがハーレムの主である。つまり物置みたいなもん。置物で済む人生ならまだマシ。だいたいは「お兄ちゃん、邪魔。お前を殺す。デデン」までは予定調和なんだす。そこは生存フラグ徹底されないんなー。お兄ちゃんが兄さんやりゅーちゃんに代わるのはいつもやで。


だが、幸か不幸か今回はルート攻略成功しているのである…ウドキチがメーター高いが、うどん食わせておけば暴走はある程度抑えられる。ダミーフラグもいるかもしれんけど、やなっさんに親友居ないから噛みちぎったりリア充の未来を見せつけられたりはしないのである。むなしい…


そうそう。そんな事より悲報。やなっさんは子宝をそのうち手に入れる事になりそうだが、某三バカの方は宝を手に入れた模様。具体的には人形と卵…つまり、やったねやなっさん。義妹人形と最強ペットが手に入るよである。後、オラが真祖やなっさんとバレるフラグも立ちそうである。オゥ、ジーザス……ジーザスオラやん。

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