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オクタグラム チェインテイルズ  作者: 紅満月
最終章 オクタグラムチェインテイルズ
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22話 真打登場。打つべし打ち倒すべし

翌日…まだ再開させてない学園の授業である。大半が筋肉痛だし、まだ万全じゃないので延長中である。むしろ、問題児は当面寝といて良いと思うんだ、俺。


まあ、その分何が変わるでもなく平穏な一日になるはずであった…その来訪者を除けば。


その爆音は早朝に鳴り響いた。



『ドンドコドコ、ドンドコドコ…オドゴーオドゴー』



朝から迷惑千万である。当然、ブチギレたロボ軍団が動いたのは言うまでもない。排除するにしてもミサイルなどの爆発音でうるさいのには変わりないのだが…一階の防音効果を高めてもらう要望出して良いかな?


事務仕事が増えるか…




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


オレは孝行せい探偵、黒森桃樹。


幼なじみで下級生2のヒロインが中古だったのでディスクを叩き割って返品したのはネット界隈では有名だが、エルフ作品は最初から抵抗感あったので回避できていた。


それはさておき、夢中になっていたオレは背後から近付いて来る、ロボ娘に気付かなかった。オレはロボ娘にミサイルを撃ち込まれ、目が覚めたら…胸が萎んでしまっていた!!


黒森桃樹が生きていると奴らにバレたら、また命を狙われ、請求書が沢山届いてしまう。メシ屋の親父の助言で正体を隠すことにしたオレは…え、そのネタはもういいって。もう少しやらせろなん。あかんてか…


朝っぱらから暴走族という名のハエがブンブンブン…ハローようつべしていたので熱風疾風最バスターされてました。それを拾ってきたラピス…まあ、思うところがあったのでしょう。オラには無い。むしろ、あってたまるかである…ヒロイン殺しの死神探偵に新事実はいつも1つとか言われても納得は出来ない。


なお、その死神探偵は死神にも引っ張られてオラのところに連れてこられた。死神居たんか、ここに居たんか。ワトソンポジ…いいえ、ヤスです。


で、そのヤスが回復を求めてきた。おっさんとしてはお前命くれないって言う方やろ。死ぬぜぇ、俺を見た奴は死ぬぜって言った方がいいと思うんだ。見なくてもだいたい死ぬけど…オラ次第で。


とりあえず、マキシマムなトマトでも食わせてやんよ。え、マが一個多いだって…間抜けにはマ入りましたらええねん。壺も用意して塩漬けてもええんやで。なんならミサイル入りシールドもあるんなー。だからギャンギャン吠えんな。


とりあえず、困った時のやなえもんでも呼ぶとしよう。




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


部屋でまったりしていると、何処からか矢文が…無視していると次々と矢文が刺さってきたので仕方なく1つを取って読んでみた…



『ゆでたまごの殻剥き要員募集。場合によっては茹でた孫も剥けます。まだ子どもすら居ないけど』


『ゆでたまごって言っても牛丼の方やないんやで、たまごサンドなんやで。ホットサンドもありんす』


『新人歓迎。配属先は屋台の裏。たまごだからってマーケットやないんやで。そりゃたまこや』


『希望休叶えます。更に卵かけご飯食べ放題の賄い付き。かけたいだけぶっかければええやん。でも、麺類はあかんで。クリーチャー生まれるから』


『時間帯も選べます。更に昇給昇進も可能。但しラーメンつけ麺顔イケメンに限る。栄光の道を進め』


『短期でもOK。再就職も可能。アットホームな職場です。家無いけど、吹きっさらしだけど』


『今なら就職祝い金支給。更に試用期間一切無し。入ったその日から日払い可能。使うところ無いけど、使う店無いけど』



ロクでもないことしか書いてなかった。要は暇なら手伝えって事だろう…どいつもこいつも人遣いが荒い。


とはいえ、このまま部屋に閉じこもっていても看板娘がやってきて拉致される未来しか見えない。扉壊される前に行くべきである。


でも、そこへ行くまでに飛んで火に入る夏の虫なんだけど…とか考えていたら、また扉を壊されたのは言うまでもない。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


頭文字を縦読みしたら『ゆゆしきじたいはっせいちゅう』という矢文を放ったまではええねん。縦読みする技量とかやなっさんにあるわけないやん。オラに無いんやから…素直に『はやくたすけにきて』ってすれば良かったんや。やきうゲームはとりあえず1つは買う…それがクソゲーでもだ。だから某鍵ゲー関連は名作でもクソ扱いされがちでもあるけど。


そんな事はさておき、ラピスが痺れを切らして迎えに行ったのはいつもの事である。その間に死神のハッカから色々と事情を聞いたのである…こいつ、真性の神だから前の記憶持ってた。まあ仕方ないね。死神が沢山居たら5番隊の隊長とかルラギリそうだもん。オンドゥル…


というわけで口止めもきちんとしておく。他の神が介入してきたら撃ち落とせなーいなので。むしろ、やなっさんが危ない…アナザーやなっさん以上に悲惨な末路辿るので。具体的には何もかも嫌になって女体化して現在に至ります。ワイの事ともいう。


あれ、オラバッドエンド筆頭じゃね?


そんなあなたには回避出来るかもしれないキーパー損ことドルチェの影響を色々受けた孝行せい探偵なんですよ。死神がレズはゆ゛る゛ざん゛って勢いで周りの百合ヒロインぬっころして行ったとか無い胸を張っている。そこまでやれとは言ってないし、百合は守るべきだと思う。薔薇は散るべきやけど…美しくかどうかは知らん。


という事で、丸投げっとである。百合ヒロインはどうせお馴染みとかアイドルとか従姉妹とか縮んだ科学者とかロリとかだから被り激しくて駆逐されたんだろうけどさ。機会があればゾンビ化させて復活よーである。無いけど。




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


ゆでたまごの殻向きをさせられています。まあ、それはいい。でも、早く剥かないと生卵に戻って孵化するのはやめろ…そして、ひたすら茹でているのでちょうど良い半熟さが無い。それは仕方ないとして…



「気が付けば、幼なじみも従姉妹も友達も死んで天涯孤独ですよ…しかも、全員事件に巻き込まれて…」



なんか暗黒面に落ちかけているのと一緒にさせられる身にもなれ。


勝手に1人語りしてるし、後ろの方では『そこだ剥け』とか『茹でる用の露天風呂あります』とか『それが就職祝い金代わりって事だ、当該対応』とかってフリップを振っている2人…片方誰やねん。


まあ、話すなとか言えない雰囲気なのでそれなりに聞いて相槌打ってるわけだが…悲惨すぎるのが正直な感想だ。


幼い頃に両親は交通事故で他界しており、更に引き取られた先の親類も不審火による焼死。かろうじて生き残った従姉妹と暮らしつつ不審火の原因を調べるうちにいつしか探偵みたいになったが、そこから更に悲劇の坂を下るとか…


聞いててつれぇわ。同情するからとりあえず玉子剥こう。早く終わらせて帰って寝る。


だいたい、そんな話されても同情以上に何をしろと…看板は無視。


後、とりあえずここに来た理由がうどん店やラーメン屋、蕎麦屋などの各組合から大魔王たちが納得する味の秘密を知るために事務員として潜り込んでくれと依頼があったからとか守秘義務ガン無視で話してくるのが探偵としてやっていけてるのかだけは不安しかない。


まあ。うん…事務員として真面目に働いてくれるなら味の提供くらい良いんじゃないかな。どうせ、あいつらの満足する麺類なんてそこの親父でも作れるレベルなんだから……原材料の1つにとてつもなく思い当たるのがあるんだが、手元に。


でも、教えると依頼達成とかって言って帰りそうなので言わないでおこう。どうせロクな探偵ごっこしてないだろうし、事務員に就職させた方が安泰だと思う。精神は病むだろうけど…こんな愚痴聞かされる方も更に病むだろうけど。

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