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オクタグラム チェインテイルズ  作者: 紅満月
最終章 オクタグラムチェインテイルズ
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21話 影は薄くてもある存在感…誰がハゲやねん

葵たちの看病をチェリアたちに押しつけて部屋に戻った後、きちんと鍵閉めて寝た。さすがにこちらの鍵は誰かに渡してないので、みずきがやる気出さなきゃ開けてはこない…出すなよ、絶対。


で、あんな風に休講にした手前…暇を持て余していた。が、外に出ると高確率で襲われる不安があるのでどうしたものか…と悩んでいると看板娘が差し入れという名のパンを持ってきたので同行願った。そのバッチコイってフリップはやめろ。




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


昨晩はお楽しみでしたね…ウドキチらは。延々とうどん作ってたティムです。やなっさん退出したら帰るつもりが色々作らされた…子以外。当然である…いくらおっさんに擬態してても無いもんは無い。電マはあるが肩凝り治療用である…


さて、やなっさんの昨晩は知らんがそれなりに色々溜まってるご様子…だがラピスに対する警戒心は無いようである。まあ、類友なのでええんやけど。ドルチェの思考パターン入ってるからやなっさんの嫌な女の行動ってのは理解してあるんやし。


まあいい。強権発動してウドキチより立派とか立場上じゃねとか確信されたやなっさんの人気はうなぎ登りである。うなぎの在庫ないけど。仕入れてもすぐ売り切れるけど…


そんなやなっさんでも純粋な好意じゃない邪な部分は分かってしまうのです。清濁併せ呑むなんて器用な事が出来るなら他の並行世界で惨殺されてたりしないんなー。だいたい駄女神のせいやけども…あ、オラも駄女神だったわ。


さて、カンナの次はいよいよ捨てられたあの元ドルチェの登場……え、アレカレサレが待ってるだって。あいつらモブだからええやん。あかんてか…


仕方ない。アレカレサレの説明は今更であるから割愛しよう…やなっさんの為ならネナベをして手袋投げつけてくる連中である。オラと同類とか言うな。


そんな病んでるアレカレサレだが有用な眼を持っている…むしろそれしか価値はない。ケモ耳とかしても萌えない…所詮は後付けであるし。


そんな裏方の所へ仕方なくやってきたやなっさんである。連中をまだこの学園唯一の良心かつ常識人と思い込んでいる…が、遅かったなぁである。いくつもの愛である…飛んで卑に入るやなっさんである。お察しの通りである…アレカレサレ、相手にジェットストリームアタックを仕掛けるぞである。お前誰やねん。タレアとか出ねぇからな。


というわけで、ラピスに外から扉を押さえつけられていたので襲われたやなっさんである。揉めよ、揉めば分かるさバカヤロウと…



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


学園長室を訪ねたら閉じ込められた。で、揉め揉めと迫ってくる3人の迫力には勝てなかった…



「意外にやるじゃない」


「スッキリしました」


「これからは定期的にするように。ワシらに書類仕事ばかりさせる原因を更に酷くしたんだからな」



硬すぎるほど凝ってやがった。肩が…お陰で手が痛い。さすがに変な事はしなかったが、むしろ変な事より疲れた。後、いつ扉を開けてくれるのやら。



「とりあえずあんた…毎日は可哀想だから3日に一回は顔出しなさい。ちゃんと手当て付けるから」


「何なら、マッサージ以外の事をしてくれても手当て出しますよ」


「書類仕事とか書類仕事とか書類仕事とかな」



メンタル的にも肉体的にも相当病んでるよな、こいつら…目が逝ってる。こんなチャランポランな連中ばかりの学園で何の書類を作っているのか……え、損害賠償金項目作成とか、粉物の大量仕入れとかってか。そんなの必要なやつにやらせれば……ああ、誤発注とか言って大量に買うから無理だな。分かる…



「でも、全員が全員そういう連中じゃないだろ。むしろ、害悪なのはあの麺一家くらいで…」


「「「まあ、確かに…」」」



むしろ、あれら放逐したらだいぶ楽になるんじゃね?




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


しかし残念。大魔王ウドキチからは逃れられない…それが宿命のやなっさんである。後、放逐したら麺類が食べたくなって人を麺類に変えていく……まあ、それ最初にやったのはオラだけど。結果的にそうなっただけだけども。


というわけで、カツ丼好きだから麺類は何でも合うからええねんって思っているティムです。アレカレサレにそういう春はまだまだ来ない。何なら後10回転生してワンチャンあるかないなと思っておりんす。むしろあってたまるか。


そんなヒロイン率が低い3バカですが、ifやなっさんにも危篤な奴はいるものである。捕まったともいう。


要請、夏が胸を刺激…するほど無いけどまあ、オッドアイだしそれなり魅惑のまぁメイド服着ればええんでないかな。大介的にも…誰やねん。


麺一家の害悪に気付いても駆逐してやるって出来ないのである。腎臓を捧げてるほどだから透析させたいけども…イミフ。


まあ、なんだかんだで叫んだってアレカレサレはアホの子だけど悪い奴ではない…頭以外は。


そう、頭悪いのである…やなっさんの「なら事務員雇えばいいじゃん」という愚痴に納得する程度なのである。その発想は無かったのである…発送してやろうかと思うオラの気持ちがおかわりいただけるだろうか?


というわけで、急募・書類仕事に長けている事務員(自称密偵で探偵の元ドルチェならなお良し)募集である。ラピス、凸版印刷で刷ってばら撒いてくるんなー。後、黄金の国から拉致ってくるべし。え、拉致はあかんってか……不埒な事ですから仕方ないわな。ifやなっさんもやらなかったし。多分…


まあ、奴なら盗んだバイクで駆けつけてくるだろう。ドルチェを宿して影響皆無なんてわけないじゃん。オラがバカ勇者を宿していたように……あれ、ロクでもないのが来るやん。元からやけど、死神探偵だから仕方ないけど。オラの悪い部分も入って害悪しかなさそうだけども。


まあ、他も大概そうなんですけどねー。所詮、この世は泡沫なのである…



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


何故か、既に俺の嫌味を元に事務員募集のチラシが作られ、全世界に配布済みとか…突如入ってきた看板娘の看板に書いてあった。意味が分からないが分かりたくもない。



「こうやっていつの間にか実害を増やされて、それを処理する…こっちの身にならない連中ばかりでもう嫌だ」


「なるほど…」



3日に一回は無理かもしれないけど、時折見に来てマッサージしてやろうかと思う。ロクデナシに振り回されるのは経験あるし。むしろ、そのロクデナシが徒党を組んでロクでもない事してるから味方を作った方がいいとも思う。


その味方に後ろから襲われそうな気もするけど…



「あ、事務員の面接担当してくださいね。そんな暇はこちらには無いので」


「ついでに事務仕事も手伝ってくれると良い。お賃金は弾もう…金で足りないなら現物支給でも良いぞ。金銀財宝やありとあらゆる食べ物、果てには育毛剤とか。まあ……そういうのは足りてるか、現時点では」


「ハゲは精力強いって言うもんなぁ…」


「誰がハゲだ。失礼極まりないぞお前ら」



確かに精神的ストレス抱えて脱毛症になった事あるけど。再発しそうな気もするけども…




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


また髪の話してる、今までよりも深く。また髪が薄くなってる、ツムジから…誰がハゲやねん。


まあ、やなっさんもストレス抱えているんですよ。だいたい葵と菊花のせい、時々みずきである。オラの時と同じようなもんである、お察しくだせえ。


だが、今回はそれに加えてウドキチやら駄狐やらてんこ盛りである。うん、ハゲるな…間違いなく。ちょっと大豆とか沢山食わそう。豆豆妖怪を正妻にすれば大解決だね…あのルートだけはハゲとは無縁だったわ。ストレスフリー。

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