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オクタグラム チェインテイルズ  作者: 紅満月
最終章 オクタグラムチェインテイルズ
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20話 ボロなロボットはボロットではなくポンコツ

北の町から南の町まで素敵な滅びを届けます。心荒ぶるゆとりが精出す電マ一本構えます。半端ねえど半端ねぇど、夢の半端ねぇどティムだ〜ですん。


さてさて、今回のマルチキーシステムはお気に召さなかったやなっさんである。あ、アバ◯ム専用愚賢者居たからそもそも要らなかったわ…と今気付いた。まあ仕方ないね、不良在庫は何処かに埋めておこう…そこらATARIに。


さて、既におっシャルロッテたちは機械少女と契約して、んほぉ〜少女になっているこの世界。ウホッではない。だからルームシェアしていたりしていなかったりである…やったねやなっさん、夜這いすれば2倍楽しめるよ。


でも、そんな積極的行動が出来れば葵たちとは前の世界で刃傷沙汰も出来てたはずである。やなっさん◯ねって言われてたはずなんなー。


だが、女の子たちの覚悟…合鍵を渡すなんて行為に対して朴念仁を貫くやなっさんではありません。鍵交換しておきますねーってアホでもないはずである。むしろ、心の鍵をアンロックである。やりたいようにヤればいいじゃんかねぇ…主語が足りないとか言うな。鍵交換は本職ちゃうねん、キャラちゃうねん。スーンじゃねぇんだよ。


さて、これで機械人のターン終了かと思っているそこの貴方。覚えておいででしょうか…シャルロッテにレニのようにきちんと対応表作ってないからまだ出てない黒マントことヴァンキッシュことクレアのバーターがニンジンでしばいてくるんや。アイリスの介抱しとけや。


てなわけで、釣った外道に餌をやりに行くやなっさんである。ウドキチが付いてくるので休ませてやれない…しかも機械少女も逃げ出さない。おかしなデータ搭載しまくって狂ったカンナとレッタも同封である。むしろ封印しておきたい。どうしてあんなポンコツになってしもたんや……あ、元からか。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



とりあえず、雑な扱いで部屋へ押し戻された葵たちを見に行く事にした。部屋はまあ聞いた話だと最上階の良い部屋らしい…そこへまとめてぶち込まれている。一番広い部屋という事だが、そこへは本来VIP待遇の存在が入居するべきだと思うのだが…いつから珍獣部屋になったのやら。



「とりあえず、後で皆に謝るように。変な期待させて体調崩させたんだから。で、明日は副担任権限で休講して全員休む事」


「理事長としては認めていいのじゃろうか、その権限…」


「理事長権限でうどんの為に屋台引きこんでる奴には言われたくないってのが、ここにいる全員の総意だろ。ほら、ぐっだぐたに煮込んだうどんと経口補水液だ。うどんはウドキチの顔面にかける事をお勧めしてやる」



何故か屋台の親父まで居たりするが、気にしたら負けだ。経口補水液を沢山くれた上に看板娘が配ってくれるらしいし…その辺は感謝しておこう。でも、経口摂取なのに容器が尿瓶なのは何故だろう…え、3バカ特注品だって。一応未使用だし、後で本来の用途で使えるから一石二鳥だとか言うな。後、わざわざ黄色に着色すんな。



「オ◻︎ポ知らんのか、若いのが…まあいい。ちゃんと飲んで療養するんだぞ。湯あたりは大変なんだ」


「いや、湯あたりじゃなくただの…」


「なんだ、知らんのか。一部の機械人が早朝から煮出しているから水道水でもかなりの鉱物溶け出しているって噂…」





◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


うそやでー…って言えたらええんやけど、あながち嘘ではないのがこの効能である。オラもお肌スベスベマンジュウガニやねん。ただ、全否定されたんな。やなっさん懐疑的やねん…(・ω・`)


まあ、オ◻︎ポが人気出たらええねん。え、じゃあマ◯チの立場はどうなるかだって…不倫して天使のような悪魔の笑顔をファンに向けるくらいなら消えても仕方ないと思うん。え、そっちじゃないって…知らんがな。さりげなく生きてないバチ当たっただけやがな。


さて、ウドキチにうどん与えているので話が進まない。やなっさんは懐疑的やねん…オラみたいに流されて突っ込んだりはしますけど、葵たちと行き遅れ過ぎウドキチの事は割り切ってもそこそこ若い子は気の迷いじゃねぇかと思っているのである。老成してますん…あるいは葵たちのせいでまともな思考残っていたりする。オラとは大違いである。


でも、このロリババ学園にまともな若いのが居ると思いますかである。そこはオラが説得しなければならないところなのではないかと思っていますん。今のワイは娘みたいなロボ娘引き連れたおっさん役だけども。


マジ狩るシュテルン頑張りますっ……うどん作りを?




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



「人生ってのは長いようで短いようでやっぱり長い。知らない事も多いし知っても役に立つかは分からない。何の為に生まれて何をして生きるのか分からないまま終わる…そんなのは嫌だと言っても終わる時は終わる。十数分前に替えたはずの頭みたいに」


「誰がパンの話を聞きたいと…」


「パンの話はともかく…お前に迫ってくる連中の中には愛だの恋だの知らずに生きてきた奴も大勢居るんだよ。麻疹みたいなもんかもしれねぇ…逆だったかもしれねぇ…」



時々ギャグっぽいのを入れてくるから話を聞く気が失せる。まあ、愛だの恋だの言われたら俺たちも依存している末の現状とも思うけどさ…



「とにかく。あいつらを泣かせるなら今じゃなくてもいいんじゃないか。やってみてダメならダメでいいさ…やる前から否定して、食べ物だけに依存した末路がウドキチみたいなのだぞ。そんなんで溢れ返ってみろ、俺が大変だ」


「あ、はい…」



確かにそれは切実だ。でも、今も大して変わらないと思う。うどんを七杯目食っているのが横に居るので…あれはもう手遅れだ。



「だが、失敗したならやり直せばいい。そこのウドキチは食べたうどんの数だけ時を巻き戻せるらしいぞ」


「いや、そういう嘘いいですから」



仮に失敗したから戻すなんて…それが本当だとするならチェリアの匙加減でどうにもなるじゃん。とりあえず、チェリアに襲われる前の日に戻せと言ったら無理と答えたので嘘だろ、やっぱり。



「それがダメなら…このカンナはいかがでしょうか。何かあった場合でも繋がった記憶を消す事も痕跡もパーツ交換で片付けられますが?」


「パートナーに身売りされています、どうしたらいいですか。教えてエロい人」


「誰がエロい人だ、誰が」



レッタがカンナを勧めてきたが、記憶消すだのパーツ交換だの酷い言い草である。後、エロい人言うな。自覚はある…



「りゅーちゃんりゅーちゃん…食わず嫌いはダメだよ。この世界の機械人は妊娠も出産も出来るらしいから、安心だよ」


「何が安心なのか分からんが、何処から仕入れたその情報……葵なのに」



犯人は私ですというフリップ持ったのは無視しておく。うどんを食べてろ、バカヤロウ。後、いちいちそんなの渡すな。



「まあ、いろんな奴に話聞け。人の価値観はそれぞれだし、本心なんてのは隠したがるもんだ…それでもやっぱり良いと思える部分があるなら手を出してみればいい。その前に襲い掛かられると思うけども。集団で」


「ええ、だからもう少し居てください。今にも襲われそうです」



考えてみれば、この親父と看板娘が居なきゃカモネギだったよなと……引きこもり生活始めてもいいかな?

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