19話 ロボコンは燃え。頑張れではなく交戦の方
毎年冬になると某国営放送でよくやってるのがアレである。交戦ロボコン…え、高専だって。オラ、ペタロリ専やねん。だから自らもペタロリボデーになったティムやねん。
そんな事はさておき、光線である。好戦でもあるが抗戦は嫌やねん。ああいうオラがロボを戦わせるのは良いねぇ……え、その結果デビるのが出来そうだとか言うな。スカルのマーク胸に付けるぞ。
まあいい。妖怪の次はロボである。ロボ娘は定番だけど、プラモの造形が微妙なのもある。可動するなら球体関節とかになってしまうが、オラがそんなの許容するわけないじゃない。だから分割払いのラピスもきちんとその辺りは加工しているのである。
その話はどうでもええ。でも、オラが好きなのをやなっさんが嫌いなわけあるはずないって話である。和田氏の事は嫌いでもアケビの事は嫌いにならないでください云々である…でも、好きな反対は無関心だと思う派ですん。関心あれば興味抱く…そして手を出す足を出す。足なんて飾りとか言わない。
んで、それらが合計15人なわけですよ…ラピス除く。ハイエルフとか腹黒とかはまだである。量産型は知らん。で、治安維持とかしてるわけですよ…風紀委員とかではない。奴らに風紀なぞ守れない。むしろ率先して壊す側である。リア充は爆発させるので。
そんなダイナマッに目をつけられているやなっさんである。科学戦隊真っ青である。大爆発待ったなしですん…え、そうはならんやろって。どう大爆発するかとは明言してないやん。リア充の事は嫌いでもリア充になるなとは言ってない。
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妖怪屋敷から戻ってくると、茹でダコが沢山だった。詳しくは言うまい…どうして俺が堂々と女湯に入ってくるなどと考えたのか。え、ドラム缶風呂が飯屋の親父専用みたいなものだからこっちに来るだろうと思っただって……ないわー。
どうしてそんな残念な思考にどいつもこいつも乗っかるのか。特にイリス…仮にも教師がどうしてそうなってる。え、偶然居合わせた湯治客にラーメンを食わせてもらってたらそうなっただとか。いやいや、少なくともこっちの湯は温泉とかじゃないってチェリアたちが言ってたのに湯治客なんて居ないだろ。妄想も大概にしとけ。
とりあえず、つららさんたちに応援を頼んだ。色んな意味で冷やしておけば良いだろうという判断である…高くつきそうな気もするが、元からそういう雑用やってるそうなので餅は餅屋である。
と、他にも部屋までの移動というか運搬を手伝ってくれている面々が居た。廊下でよくミサイルをぶっ放している一団…機械人たちである。先程の田植えには参加してなかったな、そういえば…
どうせ機械人が参加しても田んぼにロクなもの植えないとかうどん魔王が言ってた気もする。実害としては田んぼ1つがニンジン畑になったとか…いや、土壌環境違うだろと。どれだけ手間暇かけて土壌改良したんだよと…そして、それを何故放置してたんだと。
触らぬ何とかって奴だろうと思う事にしよう。ミサイルとか向けられたら誰だって黙るよな。気絶してないのはそうやって脅されながら部屋に、気絶しているのは台車に乗せられドナドナ…ではなく、積み重ねられて運ばれていった。まあ、葵と菊花なら頑丈なので大丈夫だろう。一番上にミリルが乗っている配慮は感じられる。うん…その下にリリィが居るけど、多分大丈夫だろう。
というか、回復役までのばせてどうするよ。
結局、全員安静にという事になったので午後からの予定が空いた…あれ、おかしいな。もっと長い間田植えしてた気もするんだがまだ昼過ぎだ。時間感覚がおかしい…え、元々そういう風に操作しているだって。看板娘がいつものように看板で教えてくれた…遠くから。
近寄って来ないのには理由がある。目の前の2人である……威圧感が凄い。主に銃火器の…
「とりあえず、そのミサイルとかを片付けてくれるとありがたいんだが…」
「ただのデコイです。あのウザったいのに話を邪魔されたくないので……では、改めて桐生先生。今回の件、いかようにお考えですか?」
「イカというか茹でダコ…ぐふっ」
真面目に話を切り出したレッタに対して茶々を入れたカンナ…は腹パンされた。何だこのコンビ…
カンナとレッタ…この学園の警備など守りの要を牛耳る機械人のトップである。上位権限とか色々あるらしいが、それより科学力の方が脅威であるらしい…まあ、核持って帰ってきた故郷を爆撃したとか書かれているからなぁ。何処の悪夢だよと…
そんな危なすぎるのが健気(?)にもコミカルを演じているが愛想笑いして良いものか…遠くの看板娘は「笑えよベジ◯タ」ってフリップを振っているが、お前も心読めるのか。
「改めて…今回の事態を招いたのは先生、あなたに大きな問題があるからです。唯一の男だという点はともかく、あなたは学園長に手を出してしまいました。あの行き遅れの延びきったうどん大魔王に」
「おいこら、聞こえておるのじゃ」
「うどん食べている暇あったらのびた娘の介護しろ、このろくでなし」
「せめてカンナが言う台詞なのじゃ、それはっ!?」
ろくでなしにろくでなしって言って何が悪い。葵と同じレベルだって分かったからには容赦しないぞ、俺は。むしろ、罵倒されたいからうどんばかり食べてるとしか思えないし…
というか、罵倒しても食べるのやめない時点でもう…いいや、今は話を聞こう。
「見ての通り、あの残念なのを手篭めにした貴方なら自分でもという自信のある全員がアプローチを始めたのです。別に野外など所構わず致すのは構わないのですが、今回の事のような実害が生じると色々問題があるので…これをお渡ししておきます」
レッタは何処からかそのブツを取り出して俺に差し出してきた……というか、所構わず致すのはええんかい。
それよりブツである……カギタバである。カニタマではない。察したのでカンナは何かを隠した。出されても食べれないけどさ。
というか、カギタバ…もとい鍵束である。何処のとか無粋な事は聞かない。だいたい察してる。でも、1つだけ言っていいか…
「せめて、どの鍵がどの部屋のか分かるようにはしておいて欲しかった…」
「そんな貴方にはご紹介するのはこちら。最新モデルのマルチキーシステムです。最後の鍵なんて大それた名前なのに現代で流行しつつあるカードキーやディンプルキーなんかには使えないって事ありますよね。そこでこのマルチキーシステムなんです。従来の鍵は勿論、カードキーやディンプルキー、ナンバーロックに生体認証キーなどありとあらゆるものに対応してあります。使い方は簡単、開けたい錠の横にマルチキーシステムをセットしてボタンを押すだけ。押したら少し離れてマルチキーシステムが爆発するのを待って、解錠を確認するだけです」
「爆弾やん、それ」
とてつもなく誰が仕込んだネタなのか分かった気がする。後ろで「金利手数料負担」ってフリップ振ってる看板娘が見えるわけだし…せめて無料って書け。
そんな爆弾は横に置いておいて、鍵束の持ち主は…え、全員だから気にするなとかフリップ振るな。虚しくなる。
「まあ、本気で嫌ならば排除しようとします。主に実力行使で…ですが、貴方には不思議とそうさせない魅力があるのだと全員が全員そう思い込んでいます。実際、そこのろくでなしがそれで陥落しましたから尚更」
ろくでなししか居ない気がしてきた。なお、ろくでなし大魔王は食べ続けている。娘たちには機械人が介添えしているらしいので……まあ、役立たずな上に横でズルズルズルズルと音を立てられたら休めないよな。ことごとく好感度落としてるな…元から無かったかもしれないけど。




