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オクタグラム チェインテイルズ  作者: 紅満月
最終章 オクタグラムチェインテイルズ
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17話 食とは人に良いと書いても食わにゃ意味ない

同じ釜の飯を作った仲…意味分からん事を言われ、リンドウとスズランに認められた。そんな事より風呂入りたい…部屋はシャワーしかないので浸かりたいと思うのが日本人の性である。


が、ここにはドラム缶風呂しかないのが現実……元々は男湯もあったのだが、あまりにも男性を送り込んでくる国が居なかったので老朽化による改修時に潰したと書かれてあった。あの本に…


まあ、それは仕方ないのであるが、ドラム缶風呂が危ないのは分かる。囲まれたら逃げ場無し……というか、なんでドラム缶あるんだよと問いたい。まあ、風呂場で迫られた時点で逃げ場ないのは仕方ないけど、風呂は基本的にそういう事する場所じゃない。


なので、良い場所はないかと聞いたのはウドキチでお馴染みのチェリアである。小麦じゃないから参加しなかったのは言うまでもない。好感度は若干下がった…それはまあ致し方ない。



「客人専用の湯殿なら一応はあるのじゃ。ただ、そこは既に妖怪たちの棲家でもあるのであまり薦めはは出来ぬのじゃ」


「妖怪たちか…」



何人かは田植えを手伝ってくれたので顔は覚えたが、名前までは怪しいところである妖怪の皆さんである。そういえば、あの狐娘は見てないな…


まあ、そんな事より風呂である。妖怪たちの棲家という時点で恐怖が無いわけではないが、まさか女湯に突入するわけにもいくまい。したらカモネギになるわい。シャルロッテやマールはしなだれかかってくるし、ミリルは抱きついてくるし……好感度とか以前に、田んぼでふざけるのはダメだろ。故意ではないとは言ってたけど。


その点、妖怪たちは真面目だった……と思う。そうなんじゃないかな。そうだといいなぁ………(遠い目




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



そんなだと良いな、出来れば良いな。あんな夢こんな夢いっぱいあるけどー。みんなみんなみんな、叶えてくれぬ。不思議なボッケで叶えてくれぬー。空を自由に飛びたいな…はい、航空法違反。あんなんなん、とっても飯好きティムえもんー……誰が青狸やねん。


やなっさんは覚悟を決めて妖怪たちのところに行くのであります。妖怪たちはこう言った…「なんか妖怪」って。前にもこのネタやったから覚えてるやろ。良い妖怪なんですなー。


ホントウニ?


それなら、何故に男子風呂はを廃したのか。客人用の湯殿などあるのか…その謎を解くのは祖父の名にかけれる奴だけである。ソフトクリームにはきな粉とか黒蜜とか色々かけても美味しいんじゃないかな…知らんけど。


そんな魔のすくつこと、妖怪伏魔殿に赴くやなっさんである。駄狐をモフりたい欲望には勝てなかったよ。あいつは話を聞いて理解しているかなら…ああ、次はこれを見ている天使とか居なかったわ。時に埋もれたので。


なお、そのまま泥ヌーバなやなっさんは屋敷に直に上げてもらえない模様。どうなるかはお察しである。だってよ、対応するの雪ババアなんだぜ?




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



「では、こちらで禊ぎ……もとい、水浴びを」


「話が違うではないか。水浴びではなく風呂を要求したのじゃ、こちらは」


「別に水浴びで済ますつもりはありません。ですが、その体裁で屋敷に入るとどうなるかくらい想像も出来ないんですか。これだから陰でうどん脳だのダメ魔王だの学園の恥が顔だの言われるんですが…分かってますか?」



辛辣な言葉にチェリアも「ぐぬぬ」としか言えない…というか、普通に考えて泥まみれの人間を汚れるの分かってて家に招き入れるバカは居ない………風呂に行った連中も、さすがにそのまま風呂に直行はしないだろう。手足くらいは洗うはずだ。多分…


というわけで水浴びだ。いつの間にか横ではふわふわのバスタオルを持った二足歩行の巫女服着たタヌキとキツネが待機している。たまに学園の掃除を群れでしているの見かけるが、獣人ではなく妖怪だったのか。だからどうしただけども…


後、出迎えた雪女と大魔王が水掛け論から水掛けに発展したのは見ない事にしよう。きっと雪女の方が勝つだろうし…寒くなる前に終わらせよう。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


みんなーティムの道徳教室始まるよー。オラみたいな天災目指して頑張っていかないとか言うな。頑張ってなれるなら苦労しないし誰だって小さな主人公(厄災)になれるはずだよー……次の話はロボ娘ターンだた。


まあ、それはさておき。雪女が凍える吐息をやるならその先の展開は察しておくべきである。まあ、そこで済まさないのがやなっさんクオリチー。露天風呂で食ううどんはサイコーとかってウドキチが言いそうであるが、そうはさせん。速攻魔法、ガードベント駄狐召喚を発動。その効果によってオラは無駄にうどん作らなくて済む。


もう少し湯を楽しみたいのである。入浴に行きたいかーである。なお、ちょっと凍った駄狐も入浴行きである。やったねやなっさん、呪いの効果が発動だよである。


お約束は果たさねばならぬ。なお、浴場で欲情してはいけない。特に源泉掛け流しとかは垂れ流しになりかねないので注意必要だお…前にもそんなの考えた気もする。


だいたい、欲情する以前にケダモノ駄狐の尻尾抜け毛で大変なのだ。だから、一番風呂がええんやで…ドラム缶も乙なものである。但し、今なら「きゃー、やなっさんのエッジ」展開である。エクスプローラーから移行できないシステムの人は大変である…イミフ。誰がブルースクリーンやねん。なお、オラはクローム派な模様。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


水浴びしてそのまま風呂に案内された。変なイベントが起こらないように脱衣カゴに服が入ってないかも丹念に確認したが大丈夫だった…故意に隠してない限りは。故意に隠すためのタオルも持ち込んで堪能しよう。


そこは大きな露天風呂だった。一応、目隠しで囲いしてあるので余程のバカが壊して入ろうとしない限りは大丈夫だろう……葵と菊花ならやりかねん。


幸いにも連中は学園の公衆浴場だし、露天風呂に繋がる脱衣室の入り口には見張りをしてくれている黒夢さんが居るから安心だ……熱心に背中を流すと言われたが、下心より背中流すのが使命って感じだったから断るとしょんぼりしてたのがちょっと心苦しかったので、いつか機会あれば頼もうかなと思う。


などと考えつつ体を洗い終え、湯に浸かってまったりしていると突然脱衣室の扉が開き、沢山のタヌキとキツネが何やら大きな塊を持ってきて、そのまま湯に投げ込んだ……氷の塊だった。だから、一気に湯がぬるくなった。


で、その塊の中から昨日見た狐耳の女の子が姿を現す……確か、名前は蓮華だったか。ここの当主というか、妖怪たちを束ねているお偉いさんだったか。まあ、緊急事態と権力には勝てないのであろう。今回はどう見ても前者であったけども…とりあえず、持ってて良かったタオル装着である。


なお、蓮華は服のままだったのでどうにかなるが氷漬けで気を失っているので溺れないよう抱きかかえる必要があったから……


え、ロマンスとかそんなもんねぇよ。ぬるま湯でどうやって温まればいいんだよ。湯冷めして後が大変なのは分かってる。


こんな時頼りになるのはチェリア……がよく食ううどんだなと思ってしまったこは何故だろうか。そして、いつもの看板娘が鍋焼きうどんを持って現れるのは何故だろうか…


どうせ考えるだけ無駄なので囲いを破壊しないように注意だけはしておこう。

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