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12◆10月-1

 二週間を経て出されたアインの検査結果は、問題なしとのことだった。専門的に見ればいろいろと興味深い結果が出たようだが、それはアイン個人にも神南にも関係のないことだった。

 だが唯一にして最大の問題点は、賢人会議ウィザーズが一度は手放したアインに興味を持ち始めたという

ことである。

「神南さん」

 土曜の昼下がり、アインが郵便物を持ってリビングに入ってきた。甘い匂いに、アインは少しだけ顔をしかめた。

「何かきてたか?」

 キッチンに立っている神南は、手を休めることなく尋ねた。大量に買い込んできた紅玉でジャムを作っている最中だった。

「いつもの、定期検査のお知らせ。それからダイレクトメール」

 そう答えて、アインは郵便物をテーブルの上に置く。そして一通だけ持って、神南の側に行く。

「定期検診? この前、検査したばっかなのにな」

 軽口をたたいた神南だったが、アインがどこか沈んだ様子なのを感じ、口調を改めて訊いた。

「どうした?」

「神南さんのとは別に、僕宛のもある」

「って、賢人会議ウィザーズからのか?」

 神南は火を止めてアインに向き直る。

「それ、いいの?」

「余計なことに気を回すな。それより、見せてみろよ」

 神南の邪魔をしてしまったのではないかと心配して言ったアインを一蹴すると、神南はアインを促してリビングに戻った。

 差出人は賢人会議ウィザーズがよく使う個人名のひとつ。それでもそれが賢人会議ウィザーズからと判るのは、何のことはない、神南宛の通知と同じ透かし入りの封筒を使っているせいだった。

 封は切られている。既にアインは読んだのだろう。

 視線ひとつで了解を得ると、神南は封筒の中身を改めた。

 そっけない事務用紙が1枚。日付と場所のみが書いてある。

 神南に来るいつもの通知と同じだった。

「なんだかなぁ。ま、俺と違ってアインは賢人会議あそことの縁は切れてるから、こんな呼び出しに応じる義理はないさ。無視しとけ」

「無視できる相手ではないと思う」

 神南は困ったように頭を掻いた。

 アインのこの判断は間違っていない。だが、アインを賢人会議ウィザーズとこれ以上関わらせたくないと神南は思う。

「……再通知があるまでは無視しとけって」

 そのまま、神南はリビングを出ていく。

「神南さん?」

「ちょっと出かけてくる。晩飯までには戻れると思うが、戻れなかったら適当に食っててくれ」

「神南さん! 嫌だよ、僕。そんなことしてもらおうと思ってこれを見せたわけじゃない」

 アインは怒ったような声で言った。神南が何をしに行こうとしているのか的確に把握している。

 神南は軽く笑みを浮かべアインのところまで戻ると、その頭に手を置いた。

「何も喧嘩しに行くわけじゃないさ。こんな紙っ切れ1枚じゃ、俺が納得できないの。だからちょっと聞きに行ってくるだけだよ。別にアインが気にするようなことじゃない」

「それなら僕が行く。その方が合理的だ」

「そしたら、そのまんま検査室に直行だろうよ。これでも賢人会議あそことのつき合いはアインより遥かに長いんだ、相手方の出方も予測できる。まぁ任せとけって」

「だって、それじゃ神南さんに甘えてばかりだ」

 神南はくすぐったそうに笑うと、アインの髪をくしゃくしゃに撫でる。

「俺もアインに甘えてるよ」

 その言葉の真意をアインが確認する間を与えず、神南はリビングを出ていった。

 神南の背を見送ってしまったアインは、テーブルに置いたままになった賢人会議ウィザーズからの封書を手にとった。

 もう一度、内容を確認する。

 何度見たところで変わろう筈もなく、必要最低限のことしか明記されていない。

 正直なところ、神南に相談はしたものの、アインはこの命令書を無視するつもりはなかった。

 ただ戸惑いはあった。今更、賢人会議ウィザーズから命令書が来るとは思っていなかったことと、それに伴い、自分の所属が曖昧であることに気付いたのだ。

 時空管理局には転属だったのか、それとも出向なのか。それによってこの命令書の効力が違ってくる。すっかり転属とばかり思っていたが、こうして命令書が来るということは、出向だったのかもしれない。

 時空管理局に来ることになったときの命令はどうだったろうか。アインは記憶を探った。そして、文書がなかったことを思い出す。ただ口頭で、時空管理局に行け、と。

 それまでの命令形態が全て口頭だったことから、当時のアインはそれになんら疑問も抱かなかった。そのことを後悔したところで、何が変わるわけでもない。アインは今できることを考えた。

 そこへ、電話が鳴った。

 綾女のプライベートナンバーからのものだった。

 アインは不審に思いながらも電話を取った。

「はい、神南です」

『その声はアインね? ちょうどよかったわ。神南くんにこの電話聞かれたくないんだけれど、できる?』

「神南さんは出かけているから」

『よかった。……ちょっと待って、まさか』

 綾女は相変わらず勘がいい。

賢人会議ウィザーズに行った」

 アインの簡潔な答えに、大仰な溜息が聞こえた。

『じゃあ、やっぱりそっちにも通知は行ってるわけね』

「何の用?」

 綾女が個人的にアインに連絡をとりたいと思う用事など、まるで想像がつかなかった。応対はどうしてもそっけないものとなる。

『あなた宛の賢人会議ウィザーズからの呼び出しの話よ。あれ、無視しちゃってちょうだい。少なくとも、今現在は』

 アインの愛想のない問い掛けに、綾女は気を悪くした様子もなく本題に入る。

「無視できる話ではないと思う」

『できるのよ、それが』

 綾女はここでまた溜息をついた。

『神南くんも、私に先に相談してくれたら良かったのに。私の手腕、疑ってるのかしら』

「それは違うと思う。神南さんは、課長に余計な心配を掛けたくないんだと思う」

『判ってるわよ、そんなことはね。でもこれで余計な仕事が増えたのは事実なのよ。ほんとに神南くんったら』

「僕が相談なんかしたから」

 アインは自分が責められているような気分がして答えた。

『ああ、ごめんなさい。アインが私より神南くんに頼るのは当然よ。パートナーですもの。そうじゃなくてね、神南くんがアインの所属についてこちらに照会することもなく敵地に乗り込んじゃったのが気に入らないのよ、私は。少しはましになったかと思っていたのに』

 半分は愚痴のようなものである。

「でも、プライベートだから」

『そうよ。だからこうして私もプライベートで電話してるんじゃないの。時管局管理第一課課長としては何の動きもできないんだから』

 そしてまた溜息をつく。だがそれで気持ちを切替えたらしい。愚痴めいた響きのない声で言う。

『あなたが時管局うちに来たときの書類では、所属についてうやむやになっていたのは確かよ。だけど現時点では、書類上もきっちりと時管局うちの所属になっているの。だから、賢人会議ウィザーズからの命令書に従う義務はないのよ』

「けれど、あれは依頼とも読める」

 賢人会議ウィザーズはめったなことで言質を取られるような真似はしない。アイン宛の文書も、命令書の形態はとっていなかった。

『そうね。でもそれなら上司である私を通さなくてはいけないの。あなたに直接依頼が行くことはあり得ないのよ』

「一般的にはそうかもしれない。だけど、僕の経歴を考えれば直接交渉もあり得る。その場合、それは課長の仕事の範疇には入らない。なにより賢人会議ウィザーズは全てにおいて特例とされる」

『だから、プライベートだと言ってるでしょう?』

 アインはここで納得した。

  綾女が心配しているのは神南のことだ。もちろん、アインについても心配はしているだろう。

だがそれよりも、この件が神南と賢人会議ウィザーズとをより強固に結びつけるのではないかと危惧しているのだ。アインを賢人会議ウィザーズから完全に切り離すために、神南自身が自ら犠牲にならないとも限らない。そしてそれは神南の性格上、一番現実味を帯びている。事実、神南は関係を絶ちたいと思っている賢人会議ウィザーズに出かけている。そのまま拉致されてもアインが無事ならそれでいいと、神南が思っていない保証はどこにもない。それどころか、それを交渉材料にしかねない。そのことを綾女は懸念していた。

「了解。では、僕は待機していればいいの? 神南さんのフォローは?」

 的確に綾女の意図を把握したアインに、却って戸惑いを覚えたらしい。綾女は訝しげな声で問い掛けた。

『アイン? 今はあなたの話でしょう? どうして神南くんのフォローなんて』

「課長は神南さんで手一杯だから」

 綾女は一瞬、何を言われているのか把握しそこねたようだったが、すぐにそれが以前アインに言った台詞だったことに気付く。

『それはそれで正解なんだけれどね』

 苦笑とともに吐き出された言葉には、それ以外の想いがこもっていた。

『あのときは相手が相手だったもの、確かにアインにまで手が回らないと思ったし、今でもそれに変わりはないわ。でもね、多少なりとも手が空いているのにアインを放っておくようなことはしないわよ』

「判っている。優先順位の問題。それでさっきの質問に戻るけど、この場合、僕はどう動くのが一番いい?」

 アインも綾女と同じ想いだった。刷り込まれた雛のようなとはあまり良いとは言えない比喩ではあるが、実際のところそれに近いものを神南に対しては持っている。

 不思議な人だと思う。他人など全く関係なかった。自分の行動を阻害するのでなければ、他人が何をしていようと全然関心がなかった。それなのに、神南はいつの間にかちゃっかりとアインの心に居座るようになり、行動を方向づける一因となっていたりするのだ。

『現状況では待機ね。神南くんが帰ってきたら、なるべく賢人会議あそこから離すようにしてくれるとありがたいけれど』

「了解。本人以外の用件で出向いたりしないようにすればいいんだね」

『そのぶん、もしかしたらあなたにしわ寄せがいくかもしれないけれど』

「大丈夫。僕への関心度は神南さんへのより遥かに低いから」

 そして、アインは躊躇いがちに付け加える。

「……課長に言うべきことではないかもしれないけれど、僕は神南さんが好きだよ。神南さんを守りたいと思う」

 綾女は笑ったようだった。

『似てるかもしれないわね、私たち。昔、同じことを私も言ったわ。だから、あの時返されたのと同じ言葉をあなたに返すわね。――私が死んだ後、神南くんをよろしく』

「了解」

 その声は、綾女と同じく笑みを含んでいた。


 綾女とアインが結託しているころ、神南は鷺ノ宮を呼びだすことに成功していた。

 流石さすが賢人会議ウィザーズへ乗り込む気にはなれなかった。妥協しているだけであって、賢人会議ウィザーズとはなるべく関わり合いたくない。検査以外で自主的に行きたい場所ではない。綾女が危惧しているほど自己犠牲の精神は持ちあわせていない。

「姑息な手を使う」

 待ち合わせ場所であるファーストフード店に来た鷺ノ宮が、カウンター席にいる神南を見つけての第一声はこれだった。

「一番確率の高い手だろ」

 神南は深森経由で鷺ノ宮を呼びだした。

 週末とは言え、休みがあってないような職場だけに、本当に捕まるかどうかは五分以下だった。それでも賢人会議ウィザーズに直接呼び出しをかけるのは避けたかったし、だからといって綾女の伝手つてを頼るのも嫌だった。

 本音を言えば深森を巻き込むのも避けたかったのだが、話題がアインのことともなれば、深森のつなぎが多少なりともこちらに有利になりうることを考えると、贅沢も言っていられない。鷺ノ宮を呼びだす際に、深森にはアインのことについてであると、それとなく匂わせてある。それがほんのわずかであったとしても効いていることは、鷺ノ宮の表情と第一声とで判る。

「で?」

 不機嫌さを隠さずに鷺ノ宮は座りもせずに言った。

「とりあえず、何か買ってこいよ」

 神南は紙幣を一枚出して言った。

「ジャンクフードは食べないことにしている」

「ガキの頃は好きだったろーが」

 昔、何かの折に奢ったときのことを思い出して神南は言った。子供の頃から、あまり感情が表にでない鷺ノ宮だったが、そのときはどことなく嬉しそうにしていたのが記憶に残っている。

「妙なことを覚えている。だが、昔の話だ」

 鷺ノ宮は怒ったような顔で答えた。早く本題に入って欲しいと思っているようだった。

「それじゃ、ま、座れよ」

 そう言って、神南は隣の椅子を目で示す。仏頂面で座る鷺ノ宮を見ながら、どうやって話を切り出すのが一番いいのかを漠然と考えていた。

「私に何を期待している?」

 切り出しあぐねている神南に、無駄な時間は使いたくないとばかりに鷺ノ宮が尋ねた。単刀直入に頼むのが最善の策かも知れないと思った神南は、端的に鷺ノ宮を呼びだした理由を口にする。

「アインを賢人会議ウィザーズから切り離したい」

「無理だな」

 鷺ノ宮は間髪入れずに、そっけない答えを返した。

「それだと話が終わってしまう」

 笑いながら言う神南に、鷺ノ宮は席を立とうとした。

「用件はそれだけか?」

「だから、それじゃダメなんだって。俺はどうしてもアインと賢人会議ウィザーズを切り離したい。そもそも一旦手放したアインを、なんでまた手に入れようとしている?」

 鷺ノ宮を視線だけで抑え、神南は話を続ける。

 溜息をつき、鷺ノ宮は神南を睨みつけた。

「それをこの私が言うとでも?」

「守秘義務ってやつか? 呼び出しに応じてくれたんだから、もう少しだけ譲歩してくれよ」

「甘いな。譲歩は既にしている。これ以上のものなど、期待するだけ無駄というものだ」

「そこをなんとか。俺のことなら諦めもするけどな、いい加減。でもアインのことだ。放っては置けない」

 拝むように頼み込む神南に、鷺ノ宮がどのような思いを抱いたのかは判らなかった。表情を変えることなく、だがしかし、どこか困ったような、諦めたような雰囲気を醸し出して答える。

「虚空に落ち込んで無事だったことと、その間、体細胞の活動が止まっていたとしか思えないこと。それでいて、現在なんの後遺症もなく健康体であること。それが議長閣下のお目に留まった」

「……時を止めたがっているのか……」

 トーラが去り際に言っていた言葉を、神南は覚えていた。手が空いたらいくらでも協力すると、ただし、それは賢人会議ウィザーズではなくその最高責任者である議長個人に対してだと、そう言っていた。それも、手が空く頃にはこの世にいないだろうと確信しての言葉と受け取れた。

 神南を材料としての不老研究は、暗礁に乗り上げていると言っても過言ではない。毎月の検査と採取した体細胞の培養実験、サンプリングデータの共用化など、どれもこれも明確な成果は出ていない。トーラの協力は、議長にとってどうしても必要なことのようだ。

 SFにでてくる冷凍睡眠などという技術は確立されていない。人体を冷凍することはできても、正常に解凍する技術がないのだ。時空と時空との狭間である虚空には時間の流れがないというのならば、そこにいるだけで時を越えることができる。ただし、今までの常識として、虚空には生命維持に必要なものがなにもない。そこに生物が滞在できるわけがないのだ。

 その虚空に落ち込んだアインは、だがしかし、無事に帰還している。

 なるほど、賢人会議ウィザーズが関心を持つわけだった。

「我々も努力している。だが、見通しが未だ立たないのが現状だ。閣下は彼の協力を切望なさっておられる」

「奴の手が空くまで生き永らえてるってのが、必要最低条件だからな」

「それだけでは駄目だ。肉体的にも精神的にも何の障害もない状態でなければならない」

 そこまでして『不老不死』にこだわる理由が、神南には理解できなかった。その思いがつい言葉に出る。

「何考えてんだかなぁ。こんなん、俺にしてみれば終身刑に処せられてるのと同じようなもんだけどな」

「貴様と頭の中身をごっそり交換できれば一番早いんだが」

 医療に携わるものとは思えない乱暴な台詞を溜息とともに吐き出すと、鷺ノ宮は強い口調で神南に告げる。

「諦めろ。でなければ祈れ。虚空に落ちたあのガキが無事だったのが奴の特異性のためではなく、今までの虚空についてのレポートが誤っていたと判明すれば、その時点で我らとの接点は消える」

「いつだよ、その話。生身の人間を虚空にぶち込むわけにもいかないだろうが。俺に言わせればな、議長がその身で実験してみりゃいいんだよ」

「そうか、生身か」

 ぼやいた神南に、鷺ノ宮は物騒なことを呟く。

「おいおい、勘弁しろよ。だからって生身の人間を本当にぶち込む気か?」

「答える義務はない」

「沙雪!」

「ならば問うが、実験動物を虚空に落とすのと、貴様が気にかけているあのガキを事細かに調べ尽くすのと、どちらを選ぶ?」

 鷺ノ宮は『実験動物』という言い方をしたが、それが生身の人間を表す単語であることくらい、神南にはよく判っていた。それを踏まえたうえでのこの選択は、究極とも言えるものだろう。

 アインのためであろうと他の命を犠牲にすることはできない。きれい事だけで世の中を渡っていけると純粋に思えるほど若くはない。囲い込むものが多くなればなるほど身動きは取れなくなるのも判っている。それでも、神南はどちらか片方を選ぶことはできなかった。

 無言の神南に、鷺ノ宮は軽く笑いを浮かべた。珍しく冷笑ではない微笑みだった。

「最大の譲歩だ。あのガキが大切なら、すぐにでも帰るんだな。もっとも、貴様が帰ったからと言って何の障害にもならんだろうが」

「沙雪?」

「そろそろ迎えが行くころだと言ってるんだ」

 神南はまじまじと鷺ノ宮を見た。賢人会議ウィザーズの情報を漏らすことなど、今までに一度もなかっ

たことだ。

「私もこれから忙しくなる。用件がそれだけならば帰らせてもらう」

 神南と視線を合わせるのを避けるかのように目線を出入り口に向ける。

 微妙なその言い回しに神南は気づく。

「どうもな。間に合わなかったらよろしく頼むわ」

「だから何をだ」

 判っているだろうに何も知らぬふりでぼやく鷺ノ宮を置いて、神南はファーストフード店を飛び出していった。

 いつもは能面のような顔に微苦笑を浮かべ、鷺ノ宮は神南を見送った。

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