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色恋  作者: 咲羅
6/11

好きな人(1)〜皐月side〜



はぁ…

さっきから佳奈留の視線が気になる…


「佳奈留?どうしたの?」

「えっ!?なんでもない、なんでもない!!」


なんでもなくないでしょ

さっきから俺のこと睨むように見てるんだから


あとね、海斗の視線がものすごく痛いの

海斗は佳奈留が好きだからね

俺のことを佳奈留が見てるのが面白くないんだろ


「なんだよ、海斗」

「な、なにがだよ!!」

「さっきから睨まないでよ」

「べ、別に睨んでなんか…」

「佳奈留が好きだからって俺に八つ当たりしないでよね♪」


俺は海斗にコソッと言った


みるみるうちに海斗の顔が赤くなってく


おっ、なんか面白いぞ


「ななな何言ってんだよ。皐月!俺は決してかかかか、佳奈留のこと好きなんかじゃ…」

「なぁに、1人で百面相してんの?」


いいタイミングで佳奈留が海斗の顔を覗き込んだ

「うっ…」

「う?」

「うわぁぁぁあぁぁ!!!!」


ビューーーーーーン!!!

ものすごいスピードで海斗は走っていった


「なによあれー!!失礼しちゃーう!!ねぇ!?皐月くん!?」

「うん、まったくだよね。あと、皐月でいいから。」


クスクス

海斗ったら恥ずかしいからって叫びながら逃げることないのに


まっ、俺のせいだけどね



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