5.狭いおうちに豪華家電
昭和40年代に言われてた三種の神器とか言われるものは、3畳+6畳の狭いフロアに全部そろってた。
洗濯機は一槽式で洗濯機の右側にゴムか何かの棒が二本付いてて、その間に濡れた洗濯物をはさんでハンドルを回すと棒と棒の間から水分を絞り取られた洗濯物が出てくるの。
博物館には今もあるところにはある。
冷蔵庫はワンドアで、冷凍庫なんかなくて、上の方に金属製のスペースがあってそこで氷が作れるくらいの冷凍スペースがあった。
今のホテルにある小さい冷蔵庫のもうちょっと大きくしたかんじかな。
白黒テレビは昭和30年代から持ってたみたいだけど、カラーテレビは昭和44年?家具調TVって言うやつ。
アポロが月に行ったときはカラーテレビで観てた。
カラー番組の時は画面の端に「カラー」って表示されてた。
番組はNHKと教育TVとSTVとHBCしか観れなかったけど、昭和40年代中頃からUHBとHTBが観られるようになった。
アンテナからの配線の途中に切り替えスイッチが追加されて、切り替えるとUHBもHTBも観られるけど、いちいちめんどうくさかった。
リモコンなんて当時なかったから全部手動だったし。
ラジオは終戦の時の玉音放送が流れてくるやつみたいなの。
引っ越しの時に処分しちゃったけど、もったいなかったな。
使えたのに。
どこのうちもそんなかんじだった。