「神」という文字は「ネ」+「申」だけではない!?
皆様もよく目にされたと思われる、神様の「神」という文字を「ネ」+「申」。
漢字分解といいましょうか。実は、似たようなものがひふみ神示関連にもあります。
「八」は開く。
「六」は神と人が開く→ なべぶた+「八」:なべぶたの「一」が人「一」の上にある点が神様。
これに倣い、「神」という文字の「ネ(しめすへん)」を更に分解してみます。
「ネ」→ 点(神様)+「フ」+「ト」
上記の漢字分解を基に意訳したものが、
「神様」は「フト」マニにて占われ、こう「申」された。
「次は男性(イザナギノミコト様)の方から、声を掛けなさい」と。
これは、記紀(『古事記』『日本書紀』)でも語られる国生み神話の一場面です。
国生みは始めは上手くいかず、その理由を大神様に尋ねます。
すると、大神様はフトマニ(鹿の骨を用いた占い)で占われ、
「女性(イザナミノミコト様)から、声を掛けた(誘った)のが良くなかった」と答えます。
一見すると何気ないやり取りの様に思えますが、何か寓意の様なものが込められている気がします。
その一つが、『大神様はなぜ占われたのか』です。
おそらく、大神様は全知全能の存在だと思われるので、占われなくても答えられた筈です。
それをなぜ占われたのか。そこに、何かしらのメッセージ(寓意)があるのでは?と私は感じたのです。
その答えはひふみ神示にありました。
「神も、人民も、世界も、宇宙も、総ていつまでも未完成ぞ」
「いつまでも未完成」とは、永遠に成長・発展できることを示唆しています。
その成長・発展に終わりはないという事です。
また、
「人間から見れば全智全能の神、あるのであるぞ」
「神は全智全能から超全智全能に弥栄してゐるぞ」
これらを意訳すると、人の視点から見れば全智全能にしか見えない神様も、実は未完成で日々成長しているのだそうです。
つまり、大神様も実は未完成で何かに従うケースがあり、それが「フトマニで占われ」なのだと、私は解釈しました。
おそらく、大神様のただ一度のご勅言「漂える国を修理固成(つくりかため)なせ」は今も続いています。
それは未来永劫に続く、とても有り難いものです。
「日本からぞ。日本よくならねば世界はよくならん」
「日本の臣民みな取次ぎぞ、役員ぞ。この方は世界中丸めて大神様にお目にかけるお役、神の臣民は世界一つに丸めて てんし様に献げる御役ぞ。この方とこの方の神々と、神の臣民一つとなりて世界丸める御役ぞ」
ありがとうございます。