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第7話 戦士の筋トレ

冒険者として旅立ったオレだが、また家に帰ってきてしまった。


最初の冒険から帰ってきて以来、オレはひたすらスクワットをしている。

ミョルニルで何かを回収するとき、一番のネックはターゲットの重さが自分にのしかかってくることだ。

重さに耐えているときに敵に攻撃される可能性もある。

父が魔法で、ただの棒きれの重さを自由に変えてくれた。

それをウェイトにして足腰を鍛えた。

さすがに棒きれの重さをいきなり300キロにされたときは潰れそうになったが、150キロ程度であればこなせるようになっていた。

身を守るだけなら、200キロくらいまではなんとかなりそうだ。


娘を助けた見返りに多少の報酬が得られたので、オレは護身用に大楯とグラディウスを買った。

ミョルニルを使わないときは攻撃用になる。


マスキロはなぜかうちの家に入り浸っている。

我が家に客人が泊まったのは、オレの記憶の限りでは初めてだ。

驚いたことに両親はかいがいしくこの魔法使いの世話をしていた。

とは言えマスキロは日中も夜も暖炉の側で座っているだけで、手間のかかる客人ではなかったが。


ゲネオスとパマーダは宿屋に滞在していた。宿屋は酒場の2階にある。

我が家に来たらどうかと誘ったが、家の近くまで来たら不意に気が変わったとかで、酒場に戻ることにしたようだ。

とは言え城下町でオレ達は小英雄扱いだから、宿代もかなりまけてもらっているはずだ。

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