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徒然なる日常に。  作者: 繰る井 莎鬼
5/20

41〜50

微睡みの向こう側

凍える拙い声

静寂破る猫の髭



気怠さに言い訳

掴まえた塵芥

棚ぼたじみた殺人衝動



あの日の夕焼けは忘れない

燃えるような赤に取り込まれ

生き物はぼくひとり

そんな世界に音の雫

何処かで君が死んだ音がした

確かに聞こえたはずなのに


消えてしまったのは誰だった?

(@OdaibOt 何処かで君が死んだ音がした)



感傷的な自傷なんて

廃屋で朽ちている

オルゴールよりも醜いだけだろ

(@OdaibOt 自傷、廃屋、オルゴール)



包帯染める赤色は

結露し美しく煌めいて

いつか金平糖になるでしょう

(@OdaibOt 包帯、結露、金平糖)



あなたの影を剥製にして

宇宙へ放り出してみる

無事に帰って来れたなら

温かいティーポットで

狂ったお茶会始めましょう

(@OdaibOt 剥製、宇宙、ティーポット)



この空が何処までも続くように

ぼくのこの空虚な想いも

途切れるところなどなくて

いつだってぼくの裏側で

嘲笑っているんだから。



悲しみ一粒放り上げて

飴玉へ変えてしまいましょう

きっと切なくレモン味

もしくは煌めくハッカ味

喜び眠気怒りに嫉妬

全部纏めてドロップス



構ってほしくて刃を探した深夜2時

その向かう先はあなたか自分か

どちらに向けるのも気が咎めたら

真っ更な夜空を切り刻もう

星の合間から溢れたひかりは

朝日を迎えにいくでしょう

(@feel_odaibot 構ってほしくて刃を探した)



ジュリエットの心臓が

高鳴ることなどなければ

ロミオも死なずに済んだのに

(@OdaibOt ジュリエットの心臓)

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