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徒然なる日常に。  作者: 繰る井 莎鬼
16/20

151〜160

訪れる幸福は暗譜した

捨て去った罪悪も暗記した

いつでも来い来い王子様

私に恋を連れてきて

何処かのお伽噺のように

魔法のステップ踏んでいたいの

(@OdaibOt 暗譜、罪悪、王子様)



悲しいことも

嬉しいことも

ちょっとずつ振り分けて

チョコミントみたいに

甘いところと

辛いところと

混ざりあって溶けあって

あなたとわたしみたいに

そうやって緩やかに

終わっていけたならそれが

幸せというもの

なのではないでしょうか



言わないことば。

言えないことば。

投げ掛けられた

寂しさの欠片を

あなたは捨てる。

それで、いいよ。


てるみー、

あいらぶゆー。


あい、へいと、みー。

(@feel_odaibot てるみー、あいらぶゆー。)



甘いお菓子をあげようか

カラフル可愛い水玉ワンピ

翻している女の子

麦藁の下で笑ってる

「わたしのすがおをしりたいの?」

妖艶な微笑に誘われ

夏の誘惑 雷鳴の警告

(@OdaibOt 甘い、水玉、女の子)



私が消えたら君は気付くかな


何を言い出すかと思えばそんなこと

答えは一つさ

誰も気付かない

それが嫌なら消えたりするなよ

お前がお前であることを

証明出来るのはお前だけ

足掻け 藻掻け 抗い続けろ

逃走の為の闘争を

それがいつかの道標になるだろう

(@asama_sousaku 私が消えたら君は気付くかな)



#明治チョコレート

『愛の証をください

 涙は要りません

 溺れる程の甘さで殺して』



#詩書きさんへのお題 『箱』


閉まっちゃえ

閉まっちゃえ

要る物も

要らない者も

あいつもこいつも

あなたもわたしも

閉まっちゃえ

閉まっちゃえ

陳腐な涙も

嘘ばかりの笑顔も


いつか纏めて捨てる為に

今は鍵をかけて

閉じ込めておく

宝物のように蓋をしながら

知らんぷりをするの



#140字詩


もっと軽い体を持っていたら

風に乗って 波を聞いて

何処までも何処までも

あなたのこころを掬って

わたしをちぎって捨てて

幸福なんてなくたって

飛んでいけるというのに



#140字詩 #月


真ん丸なら良い

欠けていても美しい

触れられない

輝きは淡く

何処となく頼りなく

揺るぎない信頼を

ドミノのように壊して

あなたの耳をなぞるよる

まぼろしのような静寂の中

そっと手を握っていて欲しい


わたしたちを見ているのは

姿の見えない夜空の穴だけ



#星の飼い方


ひとりにすると怯えます

集団で飾りましょう


広いところに出すと迷子になります

ガラスの瓶や水槽に集めましょう


他のと揉めると燃えてしまいます

仲間同士にしてあげましょう


手間暇かけた星達は

少しずつ夜空へ放ちましょう

きっとあなたを照らす

灯りになるでしょう

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