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徒然なる日常に。  作者: 繰る井 莎鬼
15/20

141〜150

さよなら さよなら

ぼくはもう

きみからフェードアウト

しなくちゃならない

さよなら さよなら

ぼくはもう

きみにとってはかこのひと

そんなのわかってる

でも でも でも

こんなのさみしすぎるよ

きみのいちぶぶんに

きざまれていたかったよ

(@feel_odaibot きみからフェードアウト)



電話線を繋いでない

アンティークの黒電話

ダイヤル回すフリをして

繋がらない通話を始める

寒がりな君はきっと

今頃どこかで震えてるから

シクラメン

僕の代わりに寄り添っていて

(@OdaibOt ダイヤル、寒がり、シクラメン)



あなたに向けた声だった

あなただけが分かってくれたら

それで良かった

52Hzの叫び声は

低く高く響いて響いて

私を置いて旅に出た

さようなら もう帰って来ないで

あなたに巡り逢うまで

誰にも見つからないで

(@odai_bot00 52Hzの叫び声)



迎えに来てくれるのを待ってたの

わたし、いいこにしてたよ

待っていたんだよ

いいこにしていたんだよ

わたし、わたし、


全部を飲み込んで滲むものを

笑顔で相殺するしかなかった

(@feel_odaibot わたし、いいこにしてたよ)



体温に依存する幼さ隠し

あなたの温もり求める時だけ

私はあの頃の私に戻って

ただひたすらに愛を乞う

(@odai_bot00 体温に依存する幼さ)



I(私)に埋もれた何かを探している

あなたのeyeに映らないって

分かりきってしまった哀が

曖昧な愛を溺死させて

全ては藍に染まっていった



からからり。うたをむすぶ。

からっぽ。からごもり。

からさをのみこみ。

からみついて。

からだをすてた。

から、から、からり。

からからり。

あなたはわらう。

からりとわらう。

わたしはないて。

からからになった。



独占欲で死にそうなのはあなた

嫉妬心で殺しそうなのはわたし

そうやって互いの喉元狙って

ナイフを突き付け合って

わたしたちは見詰め合っている

これが正しい愛なのかなんて

知らないまま

狂った愛憎劇を演じ続ける

(@OdaibOt 独占欲で死にそう、嫉妬心で殺しそう)



愛を失くして叫んでる

破壊衝動ガーネット

あなたの喉元噛み付いて

離すもんかと泣きじゃくる

あの約束を忘れたの

そんな約束忘れたよ

さようならは血溜まりの中で

(@OdaibOt 破壊衝動ガーネット)



夢を見ている。あなたの夢を。

あなたに食べられる甘美な夢を。

恋をしている。あなたに恋を。

だから食べない満たされない。

どうして食べてくれないの?

どうして食べちゃいけないの?

利害の一致が幸福の始まり。

私、幸せ。痛くて、幸せ。

僕も幸せ。満腹で、幸せ。

遺ったのは残虐な色恋沙汰。

(@OdaibOt 夢見るひつじと恋するオオカミ)

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