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徒然なる日常に。  作者: 繰る井 莎鬼
14/20

131〜140

機械仕掛けのこの恋が

狂っていくのは君のせい

だって私の完璧な

美しい計算通りに

君は動いてなどくれなくて

私の回路は熱くなる

君の為だけに思考し演算

答えはいつも無限に広がる

出遭わなければ良かった

なんて

しみったれた言葉を吐かないで

これから先を歩むのは

君の足と私の熱量



きみが好きなもの全部、

私も愛せたら良かったのに、

そしたらきっと

私はきみで きみは私で

世界なんてどうでもよくて

私がきみに きみは私に

笑って泣いて抱き締めて

そうやって一緒に

生きていけたんだと思うんだよ

思うんだよ

(@OdaibOt きみが好きなもの全部、私も愛せたら良かったのに、)



君のカチューシャ掲げた墓石

持参した花束風に揺れる

ここに眠るは骨だけの癖に

なんでこんなに神妙な静寂

そっと手を合わせてみたとしても

君に届いたりしないのに

(@OdaibOt カチューシャ、花束、骨)



ぼくたちは今まで

別々の二人

きっとこれからも

交わらない熱

気持ちのベクトルは

同じのはずなのに

それでもぼくたちは

寄り添わず争わず

落ちる先が

二人同じであればいい

(@odai_bot00 落ちる先が二人同じであればいい)



言葉が在って、言葉に逢って、

良かった。良かった?

救われて、掬われる。

触れて、振れて、振り切れて。

孤独の中で輪を作った。

あなたも孤独。わたしも孤独。

1+1は2にはならない。

それでも2になる1を

探して、捜されて、晒し上げ。

言葉が消えたら

心の空洞もきっと消える。



あなたが触れた世界で死んで

あなたが捨てた世界で生きる

何処から私達間違えた?

どうせ食い違うなら私

あなたに潰された心を抱いて

あなたに殺されていたかった



情けない笑顔を嘲笑う

嘘などつけない生き物のくせに

私に心配させないなんて

生意気すぎて あなた 嫌い

(@odai_bot00 嘘などつけない生き物のくせに)



知らない誰かのお葬式

場違いに弾む喇叭の音色

音楽隊のお通りだ

なんて耳障りで安らぐメロディ

まるで僕の為の音楽みたいだ

(@OdaibOt 葬式、弾む、音楽隊)



夕焼けこやけのメロディが

高らかに響くこの丘で

儚い恋とアネモネの香り

揺れる五線譜

あなたの鼻歌

せめて私の掌で

掴んでいたかった未来も過去も

(@OdaibOt 夕焼け、アネモネ、五線譜)



僕はもう麻痺していた

痛いも怖いも壊れている

人の群れに放り込まれた時から

まるでゾンビのように

死んだまま生きて

息が出来なくて

何もかもが怖くて

何もかもが嫌いで

そんな中で出逢った大好きと

幸せに塗れた甘い蜜

奪われないように足掻いて

溺れながら羽ばたくことを

今日も夢見る

(@odai_bot00 痛いも怖いも壊れている人)

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