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付録62

 自分より 頭一つ大きい先生。

ゴツイ。


 それが 腰を落とし 自分より 頭一つ 小さくなる。


 模擬刀を 中段に 置く 僕に。

切っ先を 左 右 左 右。

鍔元が  右 左 右 左。

互い違い。


 ぬるぬる 揺らし 間を詰めて 来る 先生。


 うっ。


 思わず のけ反る。

更に ツケコマレ 首元に 到着する刀。

詰んだ。


下から 下から デカイのが 慎重に

飛び掛かる 前触れの 静けさで

蛇の様に 来ると 出来ることは 少ない。


 軽い 模擬刀が 重く 鈍重に 感じる。

竹刀が 恋しい。


 機敏な 竹刀が。


 ただ 竹刀を使っていたら 模擬刀が 頼もしく


 恋しく なっただろう。







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