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一で十分


━ ━ ━ ━━━ ━ ━ ━


 ごしゃ 。

残響は無い 。

いつもより 重く 大きく

響き

余韻無く 止む 。


━ ━ ━ ━ ━ ━ ━━━━ 


   ○


 自販機 前 。

ココア を 買った 。

音が 気にかかる 。


 また 気のせいか な

と 右端の ココアを 取る 。

取り出し口 。

一つ取る 。

ずるり 。

ココア 。


アカラサマに 見える 。

取り出し口の 奥 さらに ココア


 ずらす 。


 まだ 有る 。

右端のココア 。

左に ずらす 。

ずるり 。

左に ずらす 。

ずるり 。

ずるり 。

繰り返す 。


 取り出し口は イッパイに 成った 。


 目前の 直販センターに 入る 。

業者さん 呼んで あげて 。

自販機 壊れた 。

声を掛けた 。


 出ないのかい 。

 違う 出過ぎ 。


 おばちゃん が 買い物カゴを 持ってくる 。

せっせと ココアを 入れる 。

十本 位か 。


 一本貰って くよ 。

その場で 開けて

ぐいぐい 飲んだ 。


 するする抜ける 。


 カラを 空き缶入れ に

押し込んだ 。

からん 。


 おばちゃんは 電話中 。


 ありがとう ございました

の声を 背に

先を目指す 。




 





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