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友人達の友人
友人の 一人が 言った 。
女は好きか 。
そう 言って
こちらを 見た 。
嫌い だ。
じゃあ 男は 。
もっと 嫌い だ 。
短い 交流は 終わった 。
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友人達の友人 の 一人が 言った 。
こちらを 見て
言った 。
×××は 死ねって 言ったら 死にそう 。
ああ
賛同する友人達 。
また ある時
友人達の友人 の 一人が 言った 。
何を 考えているのか 。
僕は 答えた 。
夕飯の事を 考えて いた 。
空は 赤く 。
もう
すぐにでも
紺 紫 黒に
移り 変わろう
と していた 。
友人達の友人 の 一人が 言った 。
そういうのは いいよ 。
質問は 終わり 。
先に 歩き出した
一人で 。
信じて 貰えなかった
様に感じて
僕は
正直に 答えたのに 何故
と
友人達の友人
の
後ろを 歩いて いた 。
考えて 。
暗くなる前に 。




