何でだったか
ソウじゃないのなら
なおさら
気を付け なければ ならない。
勘違いは ショッチュウだ。
目的の正しさ は
その過程で行った
様々な手段を
清めたりは シナイ。
そう 思わせる。
損益を 考えれば
損得の観点から なら
より 大きな 収益が
赤を 飲み込み 清め
結果として 醜聞は うやむやに する
かも 知れない。
それだって 誰かが 掘り返すまでの 安寧。
すやすや眠る爆弾。
ペットボトル オモチャの注射器
混合されたら 爆発する
二種の液体。
注射器の この部分
地面から はみ出させる。
踏みやすく だ。
そういう事は 言っていなかった。
そんなつもりでは 無い
と思う。
言葉の解釈。
善意の有無。
悪意のアリカ。
悪行を
アリアリと 思ったら
罪なのか。
善行を
マザマザと 思ったら
徳なのか。
未発に 為すとは
それを 裁くとは 許されるのか。
悪行の為
シタゴシラエ。
そうして
老人に成る。
長い月日を カケ
その日を 思い
善行を 積み上げた。
もはや 実行に ウツスノミ。
カリソメノ善行とはサヨナラ。
爆発だ。
震撼させてやるぞ。
世界を。
明日。
明日だ。
安らかに眠る。
楽しみに 落ちて行く。
そのまま
そのままに 成る とは 思いもせず。
準備だけに
一生を費やした老人。
死に花を 咲かさんが為に 耐え抜いた。
何をか
やりたくもない 善行を積む事を。
やりたい欲求を
悪行を 摘んだ。
摘み続けた
心にうかんだ
悪事は
成されることはツイゾ無かった。
全て 踏みにじり
為すことは 無かった。
あべこべの中の 安定。
━ ━ ━
証拠を そっと 処分。
これで 善人の完成。
カノ 老人は 善人だった。
内外一致 疑いは無い。
イカニ 悪を 摘んだか。
善行を 積むことで。
小さな 親切を
ひっそり。
例えば
例えば
自販機の 小銭口
ソコに 詰められた
血が点在する鼻紙を 片付けた。
そこらに捨てずに ゴミ箱へ。
一度は 気持ち悪がって 路上に 捨てた
のに
戻ってきて
拾って 行った。
その程度の 事を 内心の安寧と 思い
励んだ。
ちっぽけな話だ。
きっと やりたかった 悪事も 大したことは ない。
悪行
ネボケテ 見たんだろう。
在りもしないモノを。




