表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
299/482

おぉおぉお あぁりぃがとぉう

 電車内で 響く 突き通る 声。

今様か。


 やや 甲高い 性別不明の 透き通る響き。


 場違いな 発声と響かせ方。

正午前の がらがらの電車内で。


 感謝の声。

何に。


 駅から 発車。

走る電車。


 停車中か 走行中か

シバラク しばらくして

車内を見回す。


 僕は

電車の座席には座らない


 斜め後ろ 座席には

親子が

父子が 楽しそうに している。

母親は いない。


 遠くに 老人が

席を 大分 空けて

ぽつり ぽつり。



━ ━ ━ ━━━ ━ ━ ━


 久方ぶりの電車。

電車はこんなに

ぶううぅん ぶううぅん 

響くものだったか。


━ ━ ━ ━━━ ━ ━ ━


 どうにも 身体に 合わなく



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ