表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
290/482

逃げ回る手首

 先生の手首を捕まえる。

それだけを 欲する。


 頭には 手首。

ただ手首。


 眼前に手首が有る。

夢中で 手首を追いかける。

そして 転がる。

ころころ 転がる。


 一回目より二回目

二回目より三回目

どんどん簡便に転がる。


 接触と非接触の合間を 往き来する。

捕まえた手首が 半端に外れても

※投げの最中に。 投げの導入で。


 流れで 転がる。

※反射が形成されており 勢いナダレコム。

条件付けは二回目の投げで成された。


 一回で軽く。

二回でますます。

三回からは 指揮すれば 転がる。


 手首を見つめる眼球が 転がす。

自身を。


 手首を追いかける事が全て。

転がるのは ふわふわとして 楽しい。


 一人で転がっても こうは いかない。

手首が無いから。

追いかけるべき手首が。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ