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騙りの手口。



 一つ やるのが得手。

一つ 教えるのが得手。

一つ 教えないのが得手。


 人が出るのは どれからか。


 矛盾を抱え。

門を飛び出すのは。


 教えずに 授ける。

知らずに 行わせる。

妙手 とは 何なのか。

騙りとは 違うのか。


 仮に本物でも

本物を教えてくれているのか。


 実に 悩みは尽きない。

猜疑の中

手抜きを埋めようと 思い立つ。

有るかも分からない

欠けを 満たそう。

ナニモノニモ 頼まず。


 騙りと 本物。

どれ程の 違いがあるだろう。

判別のスベガ 無いのなら。


 強い騙り。

弱い本物。

教わるとして

どちらが 向いているのか。


 教わるベキモノは 何か

少なくて済むなら

少ない方が 自主 足り得る。


 僕の 得た 教えておく べき事は。


 木を触り 肘までカブレ。

翌日も触り 肘までカブレ。

連日カブレた。

鯖の缶詰が 当たったわけじゃナサソウダ。

と 納得して。

木に住まうダニかな と 考えた。

貯めた雨水を 吐き出す 蛇口の前で

腕を ごしごし と 洗いながら。



 もう 行かなくてもヨイ 森には。


 そうなって

そういう事が

幾重にも

降り積もって 得た

教えておくべき事は


教わろうと思うな。


何も。


シタガッテ

一人立つ

一心に。


 取るべき一心は

反骨。


静かで 掴まれない。



 


 


 




 






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