漏斗の皿
口腔内の充満には 流動性を 持たせるべきか。
※今回は 流動性の確保と形体の維持の両立について。
まず 停滞 停止は 始まりの僅かに 留める。
※刺激という点において 口腔内の停滞は 補助にならない。
カトイッテ あまり 頬の張りを 緩めるのも 形を崩す
宜しくない。
※程好さについては 各人の好みを 尊重せねばならない。
漏斗の皿 円錐形の部分に 溜まりながら 溢れず
漏斗の足から 滑り落ちていく
水の様に
停滞と流動は 釣り合って 共存していないと いけない。
息を吸う時は それまでの完全な停滞より
ややユルく すればヨイ。
息が入る。
新しく 気を付けるのは 吐くとき
それも 吐き終わりに 近付く時。
吐き終わりに 近付くほど 口腔内は すかすかになり
頬の張りと 充満の 維持に 使っていた
アゴの使い方が 逆転し始める。
吸う時は 膨らみ過ぎないように 充満を噛む。
噛み続けているアイダ 喉の方から 少しづつ 息が漏れる。
※故意に留めようと しなければ。
ジキニ
形が
崩れる段階に来る。
充満の 縮小が進み
充満が 形を支える 限界に達する。
その時 アゴを開こう とする。
※上下の 唇が 離れない程度。
内側の
空虚に 抜けていく
充満に 引っ張られず
アゴで
支える。
アゴによって 支えられた空間を
残り僅かな充満だったものが
通り抜けていく。
そして 本当に 無くなる 直前で
また 吸い始める。
充満と その内の流動
空虚さに 近付きつつ 到達は しない。
繰り返す呼吸が 引き戻す。




