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付録152

 錯覚 二つの錯覚。

瞬間の錯覚 と 永続する錯覚。


 落ちている紐を 蛇か と 空目。

よくよく見ると 黒々とした 紐。

見直しても 蛇には 感じない。

瞬間の錯覚。

忘れなければ 再度の 錯覚は ない。


 鉛筆を ゆらゆら。

グネグネと 蛇の様。

動いて見える。

何度 見直しても そう 見える。

永続する錯覚。

 錯覚だと 分かっても 忘れなくても 何度目でも 錯覚する。


 硬貨の手品。

 指は しっかり 伸ばす 指と指の間は 親指を除き 隙間なく。 

その上に 五百円硬貨を 置く。

※指の腹側 手のひら を 上にして そっと置く。

 指は しっかり 伸ばし 指と指の隙間なく 開いて。

 硬貨を置いた側の親指で 硬貨を 撫でる。

※この時 薬指と 中指の 間に 硬貨を揉み込む。

撫でる。じわじわ 消えていく硬貨。

 完全に消えた時 薬指と中指に 硬貨の端が 挟まれ

手のひら側から 手の甲側への移動が 成る。



 反時計回り に 両腕を回す 大きく 右主体で。

続いて 小さく 軽く 速く 反時計回りで 両腕を回す。

※ホトンド動かさず。

 反発し 時計回りで 両腕を回す。


 慣性に逆流し 直前の動きに 逆らい

抵抗を 錯覚しながら 動く時

慣性の流れ と 錯覚の流れ この 二つと 逆流する動作が

釣り合う わずかな間は 伸びる。

緩やかに 伸びる。


 茶碗の湯を 回し 流れを作り 流れを遡上する 預ける感覚。

流れを 割りながら 進む。

ゆったりとした 弱い抵抗に 身体を 預ける様に。


 直前の小さな 見て分からない 動作を

行われる動作とは 逆の動作を

把握しなければ

それらしく ぼんやり としている が 有る だけでは

望み とは 逆の結果に

なる。



  






 










 





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