表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
170/482

付録136

 安楽椅子 振幅装置に 成り果てた。

ぎこぎこ 揺れる。

痙攣し 揺さぶり ゆらゆら ぎこぎこ。


 椅子が 無ければ 無くとも ぎこぎこ 揺れる。


 立ち上がる

人間安楽椅子だ。


 椅子の 部分 何とかしよう。

立ち上がる。

 痙攣し ゆらゆら 痙攣し ぎこぎこ。


 誰も 座れない ゆらゆら と した 人間の 椅子。

人間味の 

サマヨウ椅子。


 人間の 皮を 張る

マッサージチェアマン

無人の 空間だけを 抱え 揺れる。


 天使が 月から 降りてくる

その日まで


 振動し 揺れる

降りてきた 天使が ひっそり と 逃げ出し 気づかず。

真夜中の いつかに

満月の


 







 


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ